腸が老化すれば、身体のサビも加速する

活性酸素は強い酸化力によって「身体をサビつかせる悪者」として有名ですが、じつはホルモン生成の手助けをしたり、外敵が侵入してきた際に白血球から放出されて敵をせん滅したり、有用な働きもしています。

ところが、ひとたび大量発生すると、コレステロールや中性脂肪といった脂質を酸化させて過酸化脂質という有害物質をつくり出し、細胞膜やDNAを傷つけて破壊してしまいます。また、過酸化脂質が脳細胞の細胞膜内に増えると、アルツハイマー病を引き起こす原因と考えられている「アミロイドβタンパク」というタンパク質を、脳細胞の表面に集積しやすくしてしまうこともわかっています。

このように活性酸素は腸脳の老化や病気を引き起こす大きな要因となっているのですが、その発生を完全に止めることはできません。なぜなら呼吸によって取り込まれた酸素のうち2パーセントは活性酸素と化すからです。先ほど触れたように、免疫細胞も外敵と闘う際に活性酸素を生じさせます。

さらに現代人の多くは、化学物質や紫外線、電磁波などにさらされ、食生活からも日々酸化した食物を取り込んで、活性酸素がつくられやすい環境にあります。
しかし発生を止められないからこそ、人体はまた活性酸素による細胞へのダメージを防ぐシステムをきちんと用意しているのです。それが他ならぬ体内酵素です。詳しくは「抗酸化酵素」と呼ばれるものです。

身体と脳をサビから守る抗酸化酵素「SOD」

 

続きを読む

恐い活性酸素の放置 認知症

www.wataclub.net/supplement/health/he_alle_ksn.html

成人病、ポリープ、老化、アレルギー、痴呆、等はこの活性酸素原因で引き起こされます。 「活性酸素」は、私 … また、アルツハイマー型痴呆症の研究でも、この病気に冒されている人の脳を調べると、過酸化脂質が多いことがわかっています。過酸化脂質は …

通常、体内酸素の2~3%を占め、体内に侵入した細菌を殺したり消毒作用を行う物質です。しかし、非常に不安定なため、そばにある物質を片っ端から酸化させてしまい、ガンをはじめとする生活習慣病の原因ともいわれています。喫煙をはじめとする汚染物質を体内に取り込んだり、ストレスなどによって増加します。この活性酸素を抑制するのが抗酸化物質です。

活性酸素の発生要因

人間を含めた生物が呼吸し、新陳代謝をしているときには、酸素の約2%が”酸素毒”といわれる「活性酸素=フリーラジカル」になります。
「活性酸素」は毒性が強く、細胞、血管、組織の至る所に毒を撒き散らし、まるで鉄が錆びるように私たちの体をむしばんでいきます。成人病、ポリープ、老化、アレルギー、痴呆、等はこの活性酸素が原因で引き起こされます。
「活性酸素」は、私たちの体の中に侵入してくるバイ菌や、有毒物質を貧食する殺菌の役目をしてくれる大事な物質ですが、地球環境の急速な汚染、ストレス、ウィルス、細菌、食品添加物、農薬に汚染された食物、薬などの化学物質、車の排気ガス、紫外線、ストレス、タバコ、その他たくさんの原因で大量の活性酸素が体内で必要以上に発生しています。

この活性酸素は非常に酸化力が強く、異物を溶かす作用が過剰になって正常な細胞まで貧食し、脂質と結合して、「過酸化脂質(細胞を傷つけ破壊し、人体に害を及ぼす厄者)」となり、さまざまな障害を与えるようになります。
私達にとって必要不可欠な酸素、この酸素が逆に私達の身体を蝕んで老化を促進し、ガン、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病など様々な病気の原因となっています。
活性酸素はこのように根が深く私たちを悩ます病気のおよそ9割もの原因となっています。

・組織細胞が攻撃を受けて弱る・・・・・老化
・遺伝子に傷が付く・・・・・・・・・・・・・・・難病・ガン 等
・アレルギー反応を起こす・・・・・・・・・花粉症、アトピー、喘息 等
・炎症を起こす・・・・・・・・・・・・・・・・・・リュウマチ・関節炎 等
・過酸化脂質を作る・・・・・・・・・・・・・・成人病(動脈硬化 等)
・潰瘍、ポリープなどを作る・・・・・・・・ガン 等
・ホルモンのバランスを崩す・・・・・・・生理不順・不眠・更年期障害 等

活性酸素の働き

酸素が人間にとって必要不可欠であることは、子供でも知っています。
でも、活性という言葉のイメージと裏腹に、活性酸素は成人病の85%を引き起こす元凶であることが分かっています。

私たちは常時呼吸をして、体に酸素を取り入れています。そのほとんどは、水素と結合して水になるのですが、中には分子構造にゆがみを生じた安定しない酸素も出現します。これを活性酸素と呼びます。呼吸によって摂取した酸素のうち約2%がこうした不安定な状態にあるといわれています。
これらの酸素は早く安定しようと、結合できる相手を探して、がむしゃらに暴れまくります。活性とは、その性質を表した物です。
体内での活性酸素の働きは、悪者としてばかりではなく、侵入してきた細菌などの病原体を排除する作用も持っています。ですから、問題なのは、過剰に活性酸素が発生した場合です。脂質と反応して、細胞を傷つけ破壊する、過酸化脂質という物質に変質してしまうのです。その結果、老化を促進し、成人病を誘発するのです。

活性酸素が引き起こす可能性のある症状

 

現代社会では、活性酸素の過剰発生をもたらす原因が蔓延しています。ストレス・タバコ・アルコール・大気汚染・放射線・紫外線・農薬・食品添加物など、身近な様々な要素が活性酸素を生み出すことが分かっています。スポーツなどで大量の酸素を消費したときも、過剰な活性酸素が発生します。
また、アルツハイマー型痴呆症の研究でも、この病気に冒されている人の脳を調べると、過酸化脂質が多いことがわかっています。過酸化脂質は脂質に活性酸素が結合して生じる物質です。そのことから、活性酸素との関わりが疑われています。アルツハイマーに対してはまだ特効薬が開発されていないので、予防の意味で脂肪を摂りすぎない、また、フリーラジカル(活性酸素)と戦う抗酸化物質を摂取するなど食生活での対策が重要です。
この他、糖尿病・パーキンソン病・アトピー性皮膚炎・胃、十二指腸潰瘍・やけど・てんかん・白内障など、ありとあらゆる病気に活性酸素が関与していることが最近になってわかってきました。

続きを読む

脳でなく腸 – 「認知症 外来」認知症は腸から改善・予防する

 

 

「認知症 外来」認知症は腸から改善・予防する

http://www.ninchishou.club/  より~

脳でなく腸

 

脳でなく腸

人に「いきがい」や「やすらぎ」を与える神経伝達物質のセロトニンや「やる気」「活力」を生み出すドーパミンなどは、多く腸によって生み出されて脳に運ばれています。

(腸は、第二の脳とも言われてますが、実は脳への指令も腸から出ているのです。)

この神経伝達物質の不足が「うつ病」などの心の病を生むともいわれてきてます。

認知症もまた、その世路とになどの不足が大きな原因と考えられます。

ある事例では、

もともと糖尿病の人は認知症になる確率が高いと知られています。

ただ、従来は、その原因は糖尿病によって動脈硬化などの血管障害が起こり、脳への血の巡りが悪くなるから。と思われていました。

ところが、実験を重ねていくことで、どうやら、腸の機能が低下して、脳に対してうまく指令を出せなくなっていることの方が原因として強いのではないか。と考えられるようになりました。

要は、腸を整えれば、認知症を予防したり進行を遅らせたり改善するのは可能なのです。

「腸から改善する認知症」

血管をきれいにして、血流をサラサラにすることは認知症予防において大前提です。

そこで大事なのが腸の状態です。

血液を生産するのは骨髄ではなく、腸だ。という学者さんもいるくらいです。

よく食べた物は血となり肉となるといわれますが、私たちが食べたものは腸管で吸収分解され、血も骨も肉も作られるからです。

だからこそ、腸が不調になれば、新鮮でサラサラの血液は生まれ出せませんし、血管も詰まりやすくなってしまいます。

腸内に悪玉菌が多い人の方が認知症になりやすい

私たちの腸内に生息する腸内細菌によって、
認知症の発症や進行が関わっている事が
分かってきています。

東京大学の光岡知足名誉教授らのグループが
行った研究によれば、健康な高齢者と比べて、
アルツハイマー病を発症している高齢者の腸内には、
悪玉菌が増えており、反対に善玉菌が減っていたのです。

ではどうして、認知症の人の腸内には、
悪玉菌が多いのでしょうか。

人間の腸内には、100兆個以上の腸内細菌がいて、
これは体に有益に働いてくれる善玉菌・悪影響を
及ぼす悪玉菌、そして善玉菌・悪玉菌の
どちらかが優位な方へと加勢する日和見菌の3種類に分けられます。

(腸内細菌について詳しくは下記にも書いております。)

この腸内細菌の総数は、ほぼ一定にあり、
善玉菌と悪玉菌が腸内でお互い勢力争いを繰り返しています。

腸内に悪玉菌が増えて優勢になれば、
日和見菌は悪玉菌に加勢して
腸内環境が一気に悪化します。

すると、腸が衰えて便秘や下痢を
引き起こしやすくなります。

さらに、免疫力が低下することで、
病気にかかりやすい状態になってしまいます。

それだけでなく、腸が衰えると
脳の神経伝達物質の合成などに関わっている
ビタミンB群、鉄分、トリプトファンといった
脳に不可欠の栄養が、
腸から十分に吸収されないため、
認知症を招きやすくなると考えられているのです。

また、腸内に悪玉菌が増えると、
活性酸素が大量に発生することになります。

活性酸素は老化やガンの原因にもなりますが、
脳にも悪影響を及ぼしてしまいます。

腸内で脂質を酸化させ
脳細胞を傷つけたりして、
認知症を引き起こすとも考えられています。

一方、善玉菌が増えれば腸の働きがよくなります。

免疫力が高まり、全身の新陳代謝も促されます。

そして、ビタミンB群などの脳に
必要な栄養が腸から脳へ十分に供給されるため、
活性酸素の害を防ぐことができます。

そして、脳の働きもよくなると考えられています。

以上のことから、腸内の善玉菌を増やすことは、
健康維持に役立つだけではなく、
認知症の予防、改善につながると考えられます。

このように、認知症の原因は脳が
大きく関わっているかもしれませんが、
脳に影響を及ぼすのは、
実は腸内に大きな役割があります。

腸内を整えることで、
結果として脳にもしっかり働きかけることが
可能なのです。

逆に、”腸をほっとき、
脳にばかり刺激を与えても根本的な
改善とはならない”とも言えます。

善玉菌を増やすには、
善玉菌が大好物な納豆、鰹節、味噌などの

発酵食品がおすすめです。

腸内環境をよくしようと考える時に
大事なポイントは、上記にもあったように

腸内細菌の総数は、ほぼ一定であるということです。

ということは、
既に腸内に3種類の菌が生息しているので、
善玉菌を増やそうと頑張って、
生きたまま腸まで届く菌という乳製品を摂っても、
もう入る隙間がないのです。

なので、外から増やすのではなく、
既に生息する善玉菌を強くし、
善玉菌を優勢なバランスへとすることが大切なのです。

「3種類の腸内細菌」

腸内細菌には3種類あり、栄養分を体内に吸収したり、免疫力をつけたり、体にとってありがたい役割をしてくれるのが善玉菌で乳酸菌の仲間です。

最近では、乳酸菌という言葉をよく見かけるようになり乳酸菌飲料やヨーグルト、乳酸菌生産物資などたくさんのものがあります。

一方で、大腸菌のように病原性を持つのが悪玉菌です。
悪玉菌、善玉菌のどちらにも属さないのが日和見菌です。

日和見菌の特徴は、善玉菌が優勢の時には善玉菌の仲間へ。
悪玉菌が優勢なときには悪玉菌の方へと、どっち着かずであり、どっちにも着けるということがあります。

じゃあ、体に害を招く悪玉菌を無くしてしまえば健康になるのか。と言えばそうでもありません。

一番大切なのはバランスです。

ただ、暴飲暴食や睡眠不足で不規則な生活で悪玉菌が増殖してしまえば、腸は汚れてしまい、たちまち血液や血管にも悪い影響が出てきてしまいます。

腸は、免疫力強化や消化吸収だけでなく、他の臓器や脳を活性化するたくさんの物質を作っています。

人間が自分の力で不調部分を治してくれる自然治癒力を生み出すのも腸の役割です。


大敵は便秘

腸の状態が悪いとき、一番多くの方は便秘です。

認知症だけに限らず、歳を重ねると便秘になりやすい傾向になります。

普段の運動量も減り、水分の摂取量も減り、また便を肛門まで運んぶ腹筋の力も衰えていきます。

その上、老後はもう、食事も自分の好きなものしか食べなくなってしまう偏食も強くなりがちです。

すでに認知症で病院に入院されている方では便秘の確率は多く、便秘薬を飲んでいないケースはほとんどないというくらいに、切っても切れない関係です。

便秘に悩む方の多くは、お腹が一様に冷えています。

血液の循環も悪く、栄養分を吸収し、不要になったものを肛門へ運ぶぜん動運動も鈍っているので、お腹にハリが出てきます。

腸の働きが衰えれば、セロトニンなどの生産量も低下し、その結果として脳にも影響が出てきます。

中には、便秘がもとで、認知症の危険が迫った方もいます。

若い頃より便秘症であり、歳を重ねるごとに物忘れが増え、家族に指摘されても自覚はなく、イライラすることもあり、便秘は悪化していく一方。

しかたなく、お医者さんでアドバイスを受けたのが食事療法で、ご飯は白米から玄米に変え、肉料理も控えて野菜と極力食べるようにしていくことで、少しずつ効果があり、便秘の症状が軽くなると同時にイライラ感も減り、頭もスッキリするようになったようです。


認知症患者と向き合う医師

田中保郎医師

長崎県西諫早病院の東洋医学センター長・田中保郎医師の元へは毎日、アルツハイマーをはじめとした認知症やうつ病、などの脳の病気とされていた患者さんがいらっしゃいます。

中には、他では一向に良くならなかった症状が田中医師の元へ行くようになって改善されてきたという事例もたくさんあります。

田中医師は、「人の体の根っこは腸に」と説く「考根論」という考え方を講演会などで普及してます。

東洋医学では、病気そのものを対処するのではなく、病気になる体質を改善しようとします。しかも、やみくもに良くしていこうではなく、まずは体の根っこというべき腸の体質改善を重点的にやっていき、それを全身に行き渡らせようとします。

田中医師が常にいう例では、家の庭で咲く花が枯れていたら、西洋医学的な考えでいけば、その花にリン酸や亜鉛など栄養を与えたりして、一生懸命に花自体を治そうとします。

一方で東洋医学なら、花よりも、それを支えている根っこに注目します。栄養分や水分を吸収する根っこがしっかりしていれば、花は枯れてもまた新しい花を咲かせられます。

だからこそ、土壌を変えてみたり、水分調節をしたり、治療は根っこに向かいます。

時間はかかりますが、根が丈夫なら花だけでなく、茎も葉もみんな丈夫になります。


田中医師は、この植物の根っこにあたるのが、人の体では腸になのだ。と言います。栄養分や水分を吸収し、体全体に行き渡らせている腸こそが、その人の体質改善するための最大のキーポイントなのだ。と伝えてます。

考根論では、根っこにあたる腸をまず整え、心身の健康を作ると説かれてます。

その理論に沿って田中医師は、患者さんのお腹を触って診察する腹診によって症状を診ます。

その上で、無理に治そうではなく、出来るだけ自然治癒力が高まるように考え、基本的に漢方薬を処方し腸を活性化させると同時に、その方の体質の合った食事指導を行っております。

中でも共通して申し上げることは、次の3つです。

1.よく噛む 野菜を適度な大きさに切ってぬか床に漬けるように、よく噛んで食べ物を吸収しやすい状態にすれば、腸の負担がへります。

2.腹8八分目 ぬか床はたくさん漬けすぎるとうまつ漬かりません。お腹も食べ過ぎると消化不良を起こすので、食事は適量にとどめます。

3.腸を冷やさない ぬか床も腸も、冷やすと発酵が進みません。これは、単に冷たいものを食べないということではなく、体を冷やす食材を食べないということ。柿と豚のラードは特に冷えるので要注意です。
基本的に腸が冷えると、身体が冷えて、全身の基底顆粒細胞からホルモンが分泌されにくくなってしまいます。

どんな食べ物が腸を冷やすかというと、例えば干し柿です。

正月頃、腰痛やリウマチで来院される方が多くなりますが、聞けば干し柿を好んで食べている人が多くいらっしゃいます。

一般的に果物や野菜、魚などは体を冷やすといわれますが、こういったものは体を温めるものと併せて食べるのがよいでしょう。

その調和が見事に摂れているのが日本料理です。

温めるてんぷらには、冷やす大根おろしを。

冷やすマグロには、温めるわさびを。

それは見事な調和で、東洋医学に伝わる古典栄養学を見事に反映しています。
体を冷やす/温める食品(一例)

【体を冷やす食品】
キュウリ/大根/トマト/豚肉/アサリ/ウナギ/白砂糖/合成酢

【体を温める食品】
玉ネギ/ニンジン/ピーマン/鶏肉/イワシ/カツオ/生姜/味噌
※田中医師の分類による


認知症患者と向き合う整体士

s_chopeople02 (1)

中山建三さん
1947年高知県出身。
整体師として40年以上にわたり、のべ20万人以上もの患者を施術。

人間の体の中の、特に「腸」に注目し、腹部を中心にゆるめて心身をリフレッシュする中山式整体術を開発。日本整体学院院長として後進の指導にも力を注ぐ。

『「腸」整体師になろう』(山中企画)

『腰痛の9割は「腸をゆったりさする」と治る』(経済界)など著書多数。

インタビュー(山中企画)

ーーーなぜ、あえて「腸」に注目されたのですか?
「長年、たくさんの患者さんを施術した結果、わかってきたことです。たとえば腰痛で苦しむ患者さんがいるとして、整体なら、普通は最初に脊椎や腰骨に触れて、歪みを治そうとしますね。ところが、中には脊椎の歪みが、それを支える筋肉にも影響を与えて、背筋の緊張が腹筋にまで及んでいることがある。それで腹部を入念にほぐすと、腰痛もよくなさってしまったりするのです。

それから腹部を中心にみていくと、体全体の歪みがそこに集約されているのがわかってきた。お腹、ことに腸を触った感触で、その患者さんの健康状態がほぼわかるようになってきた」


ーーーそこから、腸を中心に施術する中山式整体法が生まれたわけですね。

「ええ、いろいろ勉強もしていくうちに、腸は人体の免疫器官をつかさどっている上に、神経伝達物質のセロトニンやドーパミンの生成にも大きく関わって、心身のバランスをとっている大切な臓器であるのがわかってきた。血液も、骨髄よりも腸で作られている、との説もあるくらいです。
あらゆる病気は、ストレスによる自律神経の乱れで、免疫力が低下して起きる、と説く方もいますが、それも腸を整えることで自然治癒力が高まり、病気を撃退できると私は思っています。

現実に私は、冷たく、血流が滞っている腸を施術して、ボカボカと温かくしてあげただけで、頭痛をはじめ、まったく別の部位に起きた症状が消えてしまう例をたくさん見てきました。


ーーーとすると、先生の施術は、もっぱらお腹だけに向かうのですか?

「そうではありません。まずはお腹。これはたっぷりやった上で、下半身や腰、肩、首、背骨と全身に広げていきます」


ーーー揉み方には特徴があるのでしょうか?
「整体といえば、だいたい背骨をボキボキさせて体を矯正する、といった力任せのイメージがあります。

しかし、私はそういうことはしません。

てのひらを使って、「揉む」というよりも「押す」という感じでしょうか。
手の位置を少しずつずらしながら、ちょうど船をこぐようにお腹全体を揺すりつつ、張りやコリをほぐしていきます。

ですから、まったく痛くないですし、よく患者さんは心身ともにリラックスして眠ってしまう方も珍しくない」


ーーー眠るのは体にいいのでしょうか?

「ええ。脳に多量のアルファー波が出て、「癒し」の副交感神経の働きも活発化して、心身がリフレッシュされていきます」

ーーー先生は今、その「腸」整体法を、これから認知症や寝たきりの危機を迎える可能性のある高齢者の方々にも広めていきたい、とお考えのようですが・・・。

「そうなんです。超高齢化社会が進行している今の日本では、どうしたら、認知症や寝たきりにならないようにするかは、非常に重要な問題です。その点で、「腸」整体法は、寝たきりになる大きな要因とされる腰痛、背骨の骨折、股関節骨折などを防ぐ効果がありますし、神経伝達物質の量を増やし、自律神経を整えるところから、脳に刺激を与え、認知症になりにくい体質にもできる」


ーーー自分自身でお腹を押す、セルフマッサージでやればいいんですか?

「確かにその方法もあります。しかし、出来れば他人がお腹を「押す」方が効果が上がります。当然、私のやり方を教わった整体師のもとに通っていただくのがいいのでしょうが、あるいはもっとより多くの効果を生む可能性を秘めている方法がある。それは夫婦で施術しあうことです」


ーーー夫婦ですか? その理由は?

「互いに、最も相手の心身の状態を知っている。しかもへんな遠慮がないので、体の悩みなども素直に打ち明けられる。何より、互いにスキンシップをとることで、夫婦和合ができ、心の安定にも向かいます。私の整体法は力もいらないから、女性でも行えますし」


ーーー整体法の勉強については、どうすればいいのでしょうか?

「簡単なものなら、私が出しているいくつかの本を読んでいただければ出てきます。もしもっと深く学んで、場合によっては開業までしたい、とお考えなら、私が院長を務める日本整体学院までお越しください」


ーーー独身の方、あるいは配偶者がすでに亡くなっている方は、どうしたらいいでしょう?

「友人でもご兄弟でも、心を開き合える相手がいたら、その方と施術しあえばいい。いなければ、高齢者なら、ボランティアの方なり、ヘルパーの方なりにお願いして、施術をしてもらうだけではなく、こちらからもしてあげるといい。

人間のてのひらにはパワーがあるといわれています。ただ、手で体に触れるだけで「手当て」、つまり治療になるのです」


究極の発酵食品「醍醐」

※【醍醐】(だいご)
牛や羊の乳を煮詰めて熟成させてつくられるチーズのようなもの。

仏教の大乗経典「大般涅槃経」の中に、五味として
乳→酪→生酥→熟酥→醍醐のように発酵・熟成され、
醍醐とは一番最上で美味しいもの。

仏典では、【醍醐】を食するとすべての病が治ると書いてあるそうです。

「体にいい食べ物、腸にいい食べ物といえば、最後は醍醐に行きつく」という人もいます。

「醍醐」を語るには、まず仏典「大般涅槃経」から入らなくてはいけない。

この仏典にいわく、発酵食品には「五味」といわれる五段階の味があり、それと同じように仏教の教えも五段階あって、大般涅槃経こそ、最上の段階のものだ、とある。
この際、別に仏教の教えの方は無関係で、大事なのは発酵食品の方なのだが、その五つの段階をごく簡単に追ってこう。

まず最初が「乳」

これは原料の段階。

乳製品でいえば牛乳に当たる。

それが発酵した「酪」

食材でいえばヨーグルト。

三段階目が、またさらに発酵させた「生酥(せいそ)」

身近なものでいうと、味噌や酒などはここにあたる。

四段階目は「熟酥(じゅくそ)」

酢やブルーチーズなどはここに入る。
古代日本で作られていたチーズの「蘇」も、これに当たるだろう。


この「蘇」は、奈良時代以前にすでに作られていた記録もあり、製造方法は、平安時代の延喜式と呼ばれる法令の中にも出てくる。

いよいよ最終段階。「醍醐」

「大般涅槃経」にも一番美味しいもの、とされ、今も使われる、最上のことを表わす「醍醐味」という言葉も、ここからきているらしい。

日本の発酵食品で例えると、
乳ー大豆
酪ー納豆
生蘇ー味噌
熟蘇ー熟成味噌

醍醐を食べればすべての病気が治る、とも仏典にはある。

発酵

この醍醐、平安貴族たちも愛好していたようなのだが、残念ながら、中身や製造方法が残っていない、中国から伝来してきたのだけはわかっていながらも、現代中国でも日本でも、もはやどうやったら再現できるのかがわからない。恐らく、「蘇」をさらに濃厚にしたものだろうと、「蘇」をもとに、いろいろな方法で濃縮や熟成をさせて、醍醐を作り出す試みは健康食品メーカーや研究者らで行われている。

だが、これがそうだ、と断言できる決め手はない。

田中医師の醍醐解説

原始仏教の大般涅槃経(だいはつねはんきょう)という経典で、乳製品の発酵食品には「五味」として牛より「乳」を出し、乳より「酪」を出し、酪より「生酥」を出し、生酥より「熟酥」を出し、熟酥より「醍醐」を出す、と五段階で紹介されています。

これは発酵の段階によって分類されており、現在の食材に照らし合わせると以下のようになります。

そして、最もおいしく、全ての病気を治す優れた健康食とされているのが、熟成の最も進んだ醍醐なのです。

大豆発酵熟成エキスは、大豆を使って醍醐を再現した食品といえます。

そのため、大豆発酵熟成エキスには、腸内環境を整えて心身を健康に導く絶大な効果が秘められていると考えいるのです。

醍醐を再現させた食品

こちらの天然美通は、
一定数しか入らない腸内細菌に対して、
外から善玉菌を増やそうとするものではなく、
既に腸内に生息している善玉菌のエサとなり、
善玉菌を強く増やし優勢にしてくれることで

日和見菌を善玉菌の仲間についてくれることによって
腸内細菌のバランスを整えてくれる働きが秘められています。

外から善玉菌を摂ろうという発想から
既に生息する腸内細菌を強くすることが
天然美通の特徴です。

訪問者さま限定の特別なご案内

上記の天然美通をこちらのサイト訪問者さま限定で10日分無料モニターでお試しいただけます。
こちらよりお申込みください。

 

 

 

加工塩は認知症の素?

気をつけろ!減塩しすぎると「認知症」になる(週刊現代) | 現代ビジネス …

gendai.ismedia.jp/articles/-/50456

減塩=正義」。この数十年にわたってこの説は揺るがないように見えた。しかし、実は減塩が逆の効果を生むとしたら――。

「減塩しすぎると認知症になる」説 真偽を専門家が解説 NEWSポストセブン

www.news-postseven.com/archives/20170117_484179.html

2017/01/17 – 週刊現代の記事は、「行きすぎた減塩が動脈硬化につながる」と指摘。動脈硬化の傾向がある人は血管性認知症になりやすいことから、「減塩しすぎると認知症になる」と主張した。 だが、日本高血圧学会・減塩委員会委員長を務める、製鉄記念 …

「減塩しすぎると認知症になる」説 真偽を専門家が解説 – エキサイトニュース …

www.excite.co.jp › ニューストップ › 社会ニュース › 社会総合

2017/01/17 – 週刊現代の記事は、「行きすぎた減塩が動脈硬化につながる」と指摘。動脈硬化の傾向がある人は血管性認知症になりやすいことから、「減塩しすぎると認知症になる」と主張した。 だが、日本高血圧学会・減塩委員会委員長を務める、製鉄記念 …

塩分を控える減塩食生活で認知症予防 – 認知症・痴呆の改善と予防

nintishou.net/enbun.html

認知症を予防する食生活の紹介。塩分を控えた減塩食生活で高血圧を防ぐことが認知症の予防につながります。

誤った減塩、いつまで続けますか?認知症、心筋梗塞、がん、無気力疾患 …

macrobiotic-daisuki.jp/genen-53443.html

2017/04/22 – 減塩はよくないし、摂りすぎもダメ、適塩がいいんでしょ。」とわかっていたとしても、つい薄味に仕上げようとしてしまったり、小さじ1をはかりとるときに少なめにはかったり、ひとつまみが少々になっていたり・・・という方、意外と多いと感じています。

減塩は工夫して行わないと認知症のリスクが上がる!? | Sakouju note

https://www.sakouju.jp/carenews/genenkuhuu/

2016/12/22 – 高血圧などで減塩の生活をしている方が多くいます。しかし度が過ぎた減塩認知症の発症リスクを上げてしまうという研究結果があるため、工夫した減塩をしなければなりません。

週刊現代<気をつけろ!減塩しすぎると認知症になる>に気をつけろ …

hirokatz.hateblo.jp/entry/2016/12/06/060217

2016/12/06 – 今週発売の週刊現代の表紙には<気をつけろ!減塩しすぎると認知症になる>の文字が躍っている。 ここのところ週刊ポストを筆頭にアンチ減塩ブームと味噌汁の猛プッシュが激しいが、内容がテキトーなので困ったものだ。「肩こりは動物霊 …

認知症6 減塩の害|忙しいからこそ健康一番!自然な生き方で美しい女性 …

ameblo.jp/macrobiotic-genkikai/entry-11219029591.html

2012/04/09 – 洋食を食べるようになって多く見られるようになったのが脳血管性の認知症で、 減塩運動が行われるようになってから、急速に増えたのがアルツハイマー型の認知症なんです。 脳への伝達をするには、アセチルコリンが必要とお話をしましたが、 …

「減塩が認知症招く」説 真偽は – BIGLOBEニュース

https://news.biglobe.ne.jp/topics/trend/0117/84676.html

2017/01/17 – 長らく日本では、「減塩=体によい」が当然とされたが、最近になって、次のような衝撃的なタイトルが躍り、大反響を呼んでいる。《「塩分を減らせば … 減塩しすぎると認知症になる》(週刊現代2016年12月17日号)全国で1010万…(BIGLOBE …

「減塩しすぎると認知症になる」説が反響 一方、専門家は「科学的根拠なし …

https://news.nifty.com › 国内ニュース › 社会

2017/04/17 – 週刊ポストや週刊現代の記事「減塩しすぎると認知症になる」との説が反響を呼んでいる 高血圧の原因である塩分の摂取を抑制すれば健康を維持できる――これが従来の「定説」 だが専門家は「行きすぎた減塩が動脈硬化につながるという …

広告

  1. 広告www.medifoods.jp/

    この広告は現在の検索クエリに基づいて表示されました。
    詳細を確認したり無効化を行ったりするには、Google の [この広告について] ページにアクセスしてください。
    日替献立・心臓病や高血圧等の方も ご利用可能。まずはお試しセット!
    6食お試しセットも全国宅配 · 日替りメニューを定期便で · 美味しい嬉しい健康管理食

    やわらか食

    ¥4,550/週

    お試しセット、6食分

    · もっと見る

    たんぱく制限食

    ¥5,000/週
    お試しセット、6食分

    カロリー制限食

    ¥4,490/週
    お試しセット、6食分

    塩分制限食

    ¥4,490/週
    お試しセット、6食分
  2. 広告www.sbfoods.co.jp/

    この広告は現在の検索クエリに基づいて表示されました。
    詳細を確認したり無効化を行ったりするには、Google の [この広告について] ページにアクセスしてください。
    塩味の物足りなさを補ってくれる減塩料理のアドバイス!家族も喜ぶレシピが満載
  3. 広告shop.nisshin.oilliogroup.com/

    この広告は現在の検索クエリに基づいて表示されました。
    詳細を確認したり無効化を行ったりするには、Google の [この広告について] ページにアクセスしてください。
    塩分、リン、カリウムを40%以上カット !大人気調味料シリーズ。減塩食作りに
    リンカット · カリウムカット · 便利な定期購入 · 塩分カット · だしの旨味を活かした
    タイプ: だしわりしょうゆ, だしわりぽんず, だしわりつゆの素, だしわりドレッシング

減塩 認知症に関連する検索キーワード

認知症、アルツハイマーはインシュリン不足、糖尿病

超高齢化社会に突入した現在の日本では、65歳以上の4人に1人が認知症予備軍と言われています。

認知症にはいくつかの種類がありますが、全体の6割超を占めているのがアルツハイマー病と呼ばれる症状です。

前田の菊芋 より

http://www.mozareabank.com/category8/

健康系のテレビ番組や雑誌などを見ると、アルツハイマーという言葉がよく出てきます。「物忘れをする病気」として認識している人も多いのではないでしょうか。実は、このアルツハイマーは糖尿病と深い関係があると言われています。

最近の研究によれば、ふだんから血糖値が高い方(糖尿病にかかっていない場合も含む)は、アルツハイマー病にかかりやすいことが分かりました。

アミロイドβ

簡単なメカニズムはこうです。

前田の菊芋 より

http://www.mozareabank.com/category8/

糖尿病になる

インスリンが不足する

アミロイドβが分解されず蓄積する

アルツハイマー病が発病

※もちろん、糖尿病になったから必ずしもアルツハイマー病になるというわけではありません。

つまり、糖尿病を予防、改善することでアルツハイマーにかかるリスクを減らせるという可能性の話です。

高血糖とアルツハイマーの関係

人間の脳には、脳神経細胞の老廃物である「アミロイドβ」というタンパク質の一種が、加齢とともに蓄積していきます。アミロイドβを蓄積したまま放置していると、アルツハイマーの発症リスクを大きく高めてしまうと言われています。

このアミロイドβを分解する重要な役割を果たすのが、インスリン分解酵素と呼ばれる酵素です。インスリン分解酵素は本来ブドウ糖の消費に関わるインスリンを分解するための酵素として働いていますが、その一方でアミロイドβの分解も兼ねています。

体内に入ったブドウ糖をすべて分解し、吸収しやすくした後のインスリンはもう用がなくなります。そこで、あまったインスリンは分解酵素によって壊されます。

しかし普段からインスリン分泌量が多すぎると、分解酵素は大量に在庫が残ったインスリンを次々に分解しようとするので、アミロイドβまで手が回らない状態になります。つまり、アミロイドβが蓄積しっぱなしになり、アルツハイマーの発症リスクが高まるということになります。

アミロイドβ

言うまでもなく、高血糖状態が続くとインスリンの分泌量は増えます。ということは、インスリン分解酵素の出番も増えるということであり、アミロイドβが手つかずになるケースも増えてきます。

血糖値が高い方は、知らないうちに認知症の発症リスクを高めているとも考えることができそうです。

更に、糖尿病からくる様々な弊害にも菊芋は有効です。

前田の菊芋は筋肉や内臓の機能を向上させる効果もある?!

血糖値を抑えて認知症を予防する

健忘症

高血糖からくるアルツハイマーの発症を予防するには、血糖値を下げる工夫が欠かせません。そのためには、普段から血糖値に影響しない食材を摂取することが必要不可欠です。

理想的な食材としては、野菜を中心に、五大栄養素をバランス良く食べること。そして、糖分を控える食事を心がけることです。日本人の主食であるお米やパンは炭水化物なので、体内に入ると血糖値の上昇に直結してしまいます。甘いものや砂糖を多く含んだ飲料なども同じです。

5大栄養素

知らないうちに血糖値が上がっているというのは、あまり気持ちの良いものではありません。そこで、血糖値を逆に下げてくれる食品「菊芋」がおすすめ。菊芋はキク科の植物で、芋の実をつけることから名付けられた食材です。