水溶性食物繊維と食べる順番で糖尿病を改善!インスリン出せスイッチを増やせ!ためしてガッテン イヌリン

ためしてガッテンで食べて血糖値を下げる!糖尿病大改善! 医師も驚がく最新ワザが紹介されました。
悪化すると足の切断や失明脳梗塞など様々な合併症を引き起こしてしまう恐ろしい病気ですが、最新の研究で私たちの体は糖尿病をブロックする体質に変えられることが分かったというのです!
実際その体になった方を訪ねてみると、なんと糖尿病が治ったり血糖値が40以上も下がったりしたというのです!コレは嬉しいですよね!!
しかも薬でも食事制限でも運動でもない方法ということなので、私も身内に糖尿病患者がいるので、この放送内容をしっかり学んで症状の改善をさせられればと思います。
血糖値

イヌリン 食物繊維 の糖尿、便秘、腸内フローラ

 

イヌリンってどんな成分?

イヌリン 糖尿病 血糖値下げる

現在人気となっている血糖降下野菜である菊芋に多く含まれている成分がイヌリンです。
イヌリンは多糖類の一種で栄養を蓄える働きがあります。
多糖類とは、糖質の最小単位である単糖が多数結合したものをいいます。
糖尿病を患う人は年々増加傾向にあります。これは長年の傾向で増加傾向に歯止めが利かない状況なのです。
そうなると糖尿病は誰でもかかる病気と安易に考えられがちですが、進行すると足の切断や全身のしびれ、さらには失明などを引き起こすということで、これを聞くと興味を持たざるを得ない人もたくさんいることでしょう。
今回紹介するイヌリンは菊芋やごぼうなどに多く含まれている成分です。

イヌリンの効能は?

イヌリンは糖質です。甘味料として用いられることもあるようですが、難消化性という性質上、体内に吸収されることがないためダイエット食品などにも利用されています。
難消化性、これはよく知られている食物繊維がこれにあたります。
人間はイヌリンを分解する酵素を持っていないので、菊芋やゴボウなどイヌリンを含む食材を摂っても糖分は消化されずに体外へ排出されます。
そのためブドウ糖の生成を抑え、さらにはインシュリンの分泌量を低下させる効能があります。これらの相乗効果によって血糖値の上昇を抑えることができるのです。また、インシュリンの分泌が増えるとそれがどんどん脂肪に蓄えられていきます。それが代謝されなくなると、すなわち肥満ということになります。
 
インシュリンの分泌量を低下させるイヌリンはそのままダイエットにも効能のある成分と言えるのです。

イヌリンにはどんな効果があるの?

イヌリンはよく知られているでんぷんと同じ糖質です。ところが難消化性という性質上ブドウ糖には変化しないのです。
この性質を利用してイヌリンには次のような効果があります。

糖尿病を予防する効果

血糖値をあげる原因となっているのはブドウ糖ですからブドウ糖に変化しないイヌリンはすなわち血糖値を上げない効果があります。
イヌリンは食物繊維に分類されています。消化酵素で消化されないものが食物繊維なのですが、イヌリンも食物繊維の一つなのです。
ここで大事となってくるのが、イヌリン自体が消化吸収されにくいだけではなく、イヌリンと一緒に食べたものも消化吸収されにくいということです。
このため、結果的に血糖値の上昇を抑制しますので糖尿病を予防する効果があるということになるのです
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便秘の原因 腸内環境の悪化

腸内環境と便秘

健康な状態の腸内には、100種類以上、総数100兆個もの腸内細菌が住み着いています。これらの中には、人体にとって良い影響を及ぼす細菌(=善玉菌)と悪い影響を及ぼす細菌(=悪玉菌)、善玉菌と悪玉菌の強い方に加勢する細菌(=日和見菌)とが混在しています。
これらはバランスを保って共棲しており、「腸内フローラ」と呼ばれる一種の生態系を形成しています。
健康であれば、善玉菌が優勢です。善玉菌は腸の働きを活性化させるほか、ビタミンを合成して栄養不足を補うような働きまでしています。ところが腸内環境のバランスが崩れ、悪玉菌が優勢となってしまうと、腸の働きは鈍くなり、便秘の原因となります。

腸内細菌の分類

上述の通り腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌の3種類があり、それぞれ以下のような働きをしています。

(1)善玉菌

人体に良い影響を与えてくれる腸内細菌の総称です。消化・吸収を助ける働きや、消化管の機能向上、免疫を高めるなどの役割を果たしています。
善玉菌は、悪玉菌では利用できないオリゴ糖、乳糖といった糖類によって増殖します。
代表的な善玉菌には、ビフィズス菌、乳酸球菌(ラクトコッカス)、乳酸桿菌(ラクトバチルス)、ガセイ菌、アシドフィルス菌などがあります。
人間は古くから、善玉菌のエサとなるものだけではなく、善玉菌自体が含まれる発酵食品を食べることによって腸内の善玉菌を増やしていました。
しかし、現代はこのような善玉菌を増やす食事を摂取する機会が減り、欧米型の食生活が浸透しているため、意識的に善玉菌を増やす努力が必要になっています。

(2)悪玉菌

人体に悪い影響を与えてしまう腸内細菌の総称です。発がん性物質や腸内に炎症を起こす物質を生成したり、ガスを発生させたりします。
代表的な悪玉菌としては、大腸菌、ウェルシュ菌、ブドウ球菌などがあります。
悪玉菌が増加すると、腸の働きが鈍り、便秘、下痢、肌荒れなどを引き起こすほか、アレルギーや大腸がんなど様々な健康リスクが高まります。
悪玉菌は、動物性脂肪や動物性タンパク質を含む肉類などを多く摂取すると増殖します。現代の日本では、どうしても悪玉菌を増殖させる食事が多くなりがちですので、意識的に悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす食生活を心掛ける必要があります。

(3)日和見菌

人体に良い影響も悪い影響も与える可能性のある腸内細菌の総称です。いわゆる中立な立場ではなく、優勢な側に加勢をする菌なので、日和見菌と呼ばれています。
代表的な日和見菌には、バクテロイデス、クロストリジウム、ユクバクテリウム、嫌気性連鎖球菌などが代表的な日和見菌です。