肥満原因のファーミキューテス菌を減らす方法
大腸は生活習慣病をはじめとして様々な病気に関連し、また生活習慣病の原因になる肥満にも影響を及ぼしていることが分かってきました。
以前、科学雑誌ネイチャーに「肥満に付随してみられるエネルギー回収能力の高い腸内細菌」という論文で腸内細菌ファーミキューテス菌が肥満に関係していることが発表されています。
ファーミキューテス菌優位は肥満のもと
人の腸内細菌の約90%はバクテロイデスかファーミキューテスのどちらかに属しているといわれ肥満の人はやせている人よりもファーミキューテス菌が多くバクテロイデス菌が少ないことが明らかになっています。
バクテロイデス菌の肥満防止作用
バクテロイデス菌は血中の脂肪が脂肪細胞に取り込まれるのを阻害し脂肪を筋肉に取り込んで燃焼させる働きがあることが報告されています。