ガンは自宅で治す!」(ムラキテルミ著)


 
この本の著書・ムラキテルミさん(女性です)は、2009年9月に肝臓ガンと診断され、6カ所の大病院から余命3カ月と宣告されたそうなんです。
肝臓の3分の1を切除しても肝硬変になるだろうという手術に決心がつかないまま、仕事を整理し、療養に入ったのがすでに宣告から2ヶ月後。
 
病院に行くことになっていた日に、具合が悪すぎて行けず、家で片付けものをしていたときに、本棚から額に落ちてきたのが、石原結實医師の本「やさしい医食同源」だったそうです。
 
万病の原因は血液の汚れであると言う理論に、これだと思い、石原医師の指導をうけながら闘病をスタート。
 
一切の薬を断ち、体温をあげて代謝をあげ、排毒を促す石原メソッド。
 
その方法は、コップ3杯のニンジン・リンゴジュースを1日3回飲むこと。そして、基本的に食事は1日1食。しょうがと腹巻。
そして、なんと1年後、腫瘍は消え、がんが完治!大病院のお医者様もびっくり。
 
・・・という奇跡の体験談なんです。
 
肝臓がんの前には、腎不全になったこともあるというムラキテルミさん。この本の中に、塩について、次のようなことが書かれています。

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腎臓病を患って1年間は、利尿剤を使用しないとお小水が出ない状態でした。排泄ができない日々が続くと、むくみとめまいが訪れます。
人工透析だけはどうしても避けたいと思い、汗を出すために必死で様々な療法を試みました。
 
(中略)
 
当時は現在ほど一般に知られていなかったマクロビオティックの料理をマスターするため、アメリカのマサチューセッツ州に飛んで、マクロビオティックの養成学校、クシ・インスティテュートに留学しました。
 
クシ・インスティテュートの設立者である久司道夫先生からは、私が汗を出せなかったのは塩分が足りなかったからだと教わりました。
私の体は、体液・血液に必要なミネラルバランスを保とうとしえ、汗で塩分を排出することをしなかったのです。

「海」は「産み」につながり、生命を生み出した源。久司先生は、その海の水から作られた自然海塩のことを「スーパー・サプリメント」と呼んでいらっしゃいます。
体液・血液の浸透圧(ナトリウム、カリウム、塩素などミネラルのバランス)は、海水の浸透圧とリンクしているため、海の水から作ったお塩には、他のサプリメントがいらなくなるほどの効果があるとのことです。
その一方で、単なる塩化ナトリウムである精製塩は薬物として身体が反応することから、精製塩が普及しているアメリカでは血液疾患の方が多いとも教わりました。

実際、自然海塩を積極的に採り始めると、汗もお小水も量が増え、腎臓への負担が軽減されたようでした。
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自然海塩は、他のサプリメントがいらなくなるほどの効果がある「スーパー・サプリメント」 まさしく、そうだと思います。
 
そして、私は、この本の著者・ムラキテルミさんに、縁あって、お会いすることができました。
 
長くなるので、次回に続きます。

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