【社会】健診「合格」40歳以上は17%…健保連調査

【社会】健診「合格」40歳以上は17%…健保連調査

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2016/07/06 – 40歳以上のサラリーマンで、血圧や肝機能など健康診断の主要4項目が全て「基準値範囲内」の人はわずか2割にも満たないことが、健康保険組合連合会( ….. こうした事実関係が出来てしまうと生命保険の加入とか面倒臭くなるだけだろ。

40歳以上のサラリーマンで、血圧や肝機能など健康診断の主要4項目が全て「基準値範囲内」の人はわずか2割にも満たないことが、健康保険組合連合会(健保連)の調査でわかった。

健保連は、食事や運動など生活習慣の見直しによる改善を呼びかけている。

健保組合は、大企業の会社員や家族約3000万人が加入している。このうち、433組合に加入する40~74歳の会社員270万4234人について、2014年度の血圧、脂質、血糖、肝機能のデータを調べた。

その結果、4項目全て基準値範囲内の人は約45万人で全体の17%しかいなかった。半数にあたる約136万人は、1項目以上が「医療機関の受診を勧める数値」となっていた。「受診は必要ないが保健指導が必要な数値」の人は約89万人(33%)いた。

一般定期健康診断の検査項目

一般健康診断

(1) 既往歴及び業務歴の調査 ●医師の判断により省略等が可能な項目

  • 身長:20歳以上
  • 聴力:聴力検査は1000及び4000Hzの純音を用いて、オージオメーターで検査する必要がありますが、45歳未満の方(35・40歳を除く)については、他の検査方法に代えることができます。
  • 胸部エックス線検査:40歳未満の労働者で、20歳、25歳、30歳及び35歳に該当しない労働者については、医師が必要でないと認める注)とき、胸部エックス線検査を省略することができます。
  • 喀痰検査:胸部エックス線検査で病変の発見されないもの等。上記胸部エックス線検査省略基準。
  • (6)~(11)の検査:40歳未満の者(35歳を除く)
  • 尿中の糖:血糖検査実施時

●雇入れ時の健康診断は、一般健康診断と同じ検査項目ですが、検査項目の省略は認められません。また、喀痰検査は不要です。

(2) 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
(3) 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
(4) 胸部エックス線検査及び喀痰検査
(5) 血圧の測定
(6) 貧血検査(赤血球数、血色素量)
(7) 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
(8) 血中脂質検査
(LDLコレステロール)
(HDLコレステロール)
(トリグリセライド)
(9) 血糖検査
(10) 心電図検査(安静時心電図検査)
(11) 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)

 

注)「医師が必要でないと認める」とは、胸部エックス線検査にあっては、呼吸器疾患等に係る自覚症状及び他覚症状、既往歴を勘案し、医師が総合的に判断することをいいます。したがって、胸部エックス線検査の省略については年齢などにより機械的に決定されるものではないことに留意してください。

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健診と検診の違いとは? – 病院の検査の基礎知識

 
(引用文~)

年に1回実施される定期健康診断は「常時雇用している人」が対象となっていますが、正社員だけでなく、パートやアルバイトでも1週間の所定労働時間が同種の業務を行う正社員の3/4以上となる場合は対象となります。職場ではそのほかにも、新規雇用者、海外 …

混同して使用されることも多い「健診」と「検診」の違いとは?

「健診」とは、健康診断のことを意味し、健康であるか否かを確かめるものです。つまり、その確認をするために、「病気の危険因子」があるか否かを見ていくものであり、そもそも「特定の病気」を発見していくものではありません。

もし、健診の結果、問題なければそれは当然いいことであり、その健診は有効だったということになります。受診率を上げ、その結果、健康な人が多くなれば、それに越したことはないわけです。

しかし、運悪く病気の危険因子が見つかり、リスクがあると判明した場合には、生活習慣を改善して健康管理に努めなければなりません。予防医学には病気の発生そのものを予防する「一次予防」の段階がありますが、健診はこの一次予防とリンクすると考えられます。ちなみに人間ドックもこの健診に含まれます。

一方、「検診」は、特定の病気を早期に発見し、早期に治療することを目的としています。つまり、予防医学の「二次予防」にあたるもので、健診とは目的が大きく異なります。例えば、乳がん検診子宮頸がん検診などの「がん検診」は、検診の代表例として挙げられます。

ちなみに厚生労働省が公表している「国民生活基礎調査(3年に1度実施)」のデータを基に、国立がん研究センターがまとめた各種がん検診の受診率(2013年)を見てみると、「胃がん39.6%」「肺がん42.3%」「大腸がん37.9%」「子宮頸がん42.1%」「乳がん43.4%」のなっており、自治体による検診の無料クーポンの配布、厚生労働省による啓発活動の成果もあってか、ようやく平均で40%台に到達しました。

健診の種類のその実施目的

健康診断は法律で実施が義務付けられているものと、任意で行うものに分類できます。前者の代表は、40~74歳の公的医療保険加入者を対象とする特定健診(特定健康診査)をはじめ、学校健診、職場健診などがあります。任意で行う健康診断としては、人間ドック脳ドックが挙げられます。

腹囲85cm以上の男性は注意!特定健診・保健指導
生活習慣病対策では、発症リスクの高い人を健診で早めに発見し、生活習慣の改善に向けた取り組みを早い段階でスタートすることで生活習慣病を予防することが大切です。その目的のために高齢者医療確保法に基づいて、平成20年に導入されたのが「特定健診」です。なかでもメタボリックシンドロームとその予備軍の早期発見を重視した検査項目となっているのが大きな特徴です。

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満と高血糖、脂質異常、高血圧が合併した状態で、放置していると動脈硬化が促進し、最終的には心筋梗塞や狭心症、脳卒中などを引き起こす危険があります。腹囲、中性脂肪コレステロール空腹時血糖血圧測定などの検査の結果、生活習慣病の予備軍と判定された場合、その対象者の発症リスクに合わせて、医師や保健士、管理栄養士などが食生活や運動週間についてのアドバイスを行う「特定保健指導」が実施されます。

特定健診の対象者には、現在加入して、健康保険証を受け取っている機関である医療保険者から、「特定健康診査受診表」と「特定保健指導利用券」が、受診先の健診機関の案内とあわせて郵送されてきます。健診を受けて生活習慣病の予防することは、現在の健康状態を確認し、将来の病気を予防することにもなりますので、必ず受診しましょう。

職場健診
企業の従業員などを対象に、事業主が費用を負担する形で行う健康診断のことで、労働安全衛生法でその実施が定められています。同法では、健診の結果を必ず本人に通知して、個人票に記録して5年間保存することを求めています。

年に1回実施される定期健康診断は「常時雇用している人」が対象となっていますが、正社員だけでなく、パートやアルバイトでも1週間の所定労働時間が同種の業務を行う正社員の3/4以上となる場合は対象となります。職場ではそのほかにも、新規雇用者、海外派遣予定者、6ヶ月以上の海外派遣からの帰国者を対象に行う健診などが実施されています。

学校健診
学校保健安全法でその実施が定められており、身長、体重、栄養状態、視力聴力、目の疾患・耳鼻咽頭の疾患・皮膚疾患・心臓疾患などの有無などを調べます。上記の職場健診と実施時期が重なるので、健診センターや医療機関は健診アルバイトの医師募集を行って繁忙期に対応しています。女性の受診者への配慮から、女性医師を積極的に募集している施設が多いのが近年の特徴です。

人間ドック
自覚症状に関係なく病院や健診センターで、身体各部位の検査を受けて、臓器の異常や病気の有無を調べる一種の健康診断です。中高年の方は年1回、2年に1回などの定期的な間隔で受診する人が増えています。人間ドックは任意での受診となるため、費用はすべて自己負担となります。

尿の検査値

 

尿検査

主に、尿蛋白、尿糖、尿沈渣(にょうちんさ)、尿潜血、尿比重について調べます。

尿蛋白

検査の内容

尿中のたんぱく質の量を調べます。

検査でわかること

血液は腎臓の中の不要物だけがろ過され、尿中に排泄されます。正常であれば血液中の蛋白は腎臓ですべて再吸収されます。

腎機能が低下すると体にとって必要な蛋白が腎臓からもれ出てきます。

基準値 要注意 異常
陰性(-) (+)(±) (2+以上)

尿糖

検査の内容

尿中の糖分を調べる検査です。

検査でわかること

血液中の糖濃度がある値(おおよそで160~180mg/dL)を超えると再吸収しきれなくなり尿中に糖が漏れ出てきます。

糖尿病、甲状腺機能亢進症腎性糖尿などで陽性となります。

腎臓糖尿とは血糖値が高くなくても、尿糖が陽性になる病態で問題ありません。

基準値 要注意 異常
陰性(-) (±) (+)

尿沈渣

検査の内容

尿を遠心分離器にかけてできた沈殿物を調べます。

検査でわかること

尿中に存在する物質の凝集が尿沈渣です。さまざまな物質があり、その種類によってどのような疾患に由来する物であるかを判断します。

尿潜血

検査の内容

尿に血液が混じっていないかを調べます。
試験紙に浸して反応をみます。

検査でわかること

試験紙に反応があれば、尿の通り道のどこかに出血源があります。
尿路結石、膀胱炎、糸球体腎炎などで陽性となります。
女性では病気なくても陽性になる率が高めです。

基準値 要注意 異常
陰性(-) (+)(±) (2+以上)

比重

検査の内容

蒸留水に対する尿の比重を調べます。尿の中には、さまざまな物質が含まれているため、
普通の水に比べて比重が高くなります。この比重の変化を調べることで腎機能の異常などを発見することができます。

腎臓は体内の状況に応じて、腎臓内で水分を再吸収して体内に戻したり、逆に多く排泄させたりします。しかし、これらの働きが障害されたり、体内水分を調節するホルモンの異常により、尿比重は異常値を示します。

検査でわかること

尿比重が高い場合は糖尿病、脱水症など、
低い場合は腎不全、尿崩症など尿を濃縮する機能の低下が疑われます。

血液検査 項目

血液検査

血液検査 -血液生化学検査-
検査の解説 わかる病気
総蛋白 血清中に含まれる蛋白で、アルブミンとグロブリンで構成されています。 ↑脱水症
↓栄養不良、肝硬変、ネフローゼ症候群
アルブミン 血清で一番多い蛋白で肝臓で生成されます。
A/G比 血清中のアルブミンとグロブリンの比です。
ZTT 血清膠質反応と呼ばれるもので、血清蛋白質中のγグロブリンが上昇すると高値となります。 ↑慢性肝炎、肝硬変、炎症性疾患
TTT
AST(GOT) 主に肝臓に含まれている酵素で、肝細胞が破壊されると血液中にもれて高値となります。GOTは他に心筋障害、筋肉疾患でも高値を示します。 ↑肝炎、心筋梗塞
ALT(GPT) ↑肝炎、胆道疾患
LDH 肝臓、腎臓、心筋、骨格筋、赤血球に多く含まれる酵素で、これらの臓器に障害があると高値を示します。 ↑肝炎、悪性腫瘍、心筋梗塞
コリンエステラーゼ 肝臓で生成され血中に供給される酵素です。肝実質の障害で活性低下を起こします。 ↑脂肪肝
↓慢性肝疾患、有機リン中毒、栄養状態悪化
ALP 肝臓、胆道、骨に多く含まれる酵素です。 ↑肝・胆疾患・骨疾患、悪性腫瘍
LAP 肝臓、腎臓、小腸に多く含まれる酵素です。 ↑肝・胆道疾患、妊娠
γ-GTP 肝疾患、胆道疾患で上昇します。特にアルコール常飲者では高値を示すのが特徴です。 ↑アルコール性肝障害、慢性肝炎、閉塞性黄疸
血清アミラーゼ 膵液と唾液の中に含まれるでんぷんを分解する酵素です。 ↑急性膵炎、膵癌、アミラーゼ産生腫瘍
尿素窒素 肝臓で合成される老廃物で、腎障害のみならず蛋白質の多食や腸管内の出血でも上昇します。 ↑腎炎、消化管出血、脱水
クレアチニン 腎臓から尿中に排泄されます。腎機能が低下すると体内に増加し高値を示します。 ↑慢性腎炎、腎不全、脱水
Na、Cl 血清中に多く含まれる電解質で水分のバランス、浸透圧やpHの調節等大切な役割をしています。副腎皮質ホルモンの指令のもとに腎臓でコントロールされます。 ↑脱水、食塩過剰、副腎皮質機能亢進症
↓腎機能障害、食塩摂取不足、副腎皮質機能低下
K 細胞内液に多く含まれる電解質で、神経や筋肉の興奮の維持に重要な役割を持ち、腎臓で調節されます。 ↑腎不全、広範熱傷
↓下痢、嘔吐、ネフローゼ
総コレステロール 全身の細胞を構成する主要成分で、各種のホルモンを作る材料にもなります。人間が生きていく上で欠かせない脂質の一つです。しかし、高値が続くと、動脈硬化を起こし、心筋障害や脳卒中の引き金になります。 ↑動脈硬化、家族性高脂血症、甲状腺機能低下症
↓甲状腺機能亢進症、重症肝実質障害
HDLコレステロール 血管壁や細胞内から、蓄積したコレステロールを取り除いて動脈硬化を予防してくれる善玉のコレステロールです。 ↑家族性高HDLコレステロール血症、アルコール過多
↓動脈硬化
LDLコレステロール 比重の低いリポ蛋白コレステロール。いわゆる悪玉のコレステロール。 ↑動脈硬化、高脂血症
中性脂肪 体の中で、主にエネルギー源として使われます。過剰になると、動脈硬化を始め成人病の原因となります。 ↑動脈硬化、家族性高脂血症、糖尿病
↓栄養不良、甲状腺機能亢進症
血糖 血液中のブドウ糖のことです。糖尿病の診断指標になります。 ↑糖尿病
↓低血糖
HbA1c 過去1,2ヶ月前平均の血糖値を反映する糖尿病の指標です。直前の食事時の影響を受けません。 ↑糖尿病、腎不全、アルコール中毒
↓溶血性貧血
血清鉄 体内の鉄は3分の2が赤血球にあり、残りが主に肝臓で貯蔵されています。骨髄で鉄を原料として赤血球が作られますが、肝臓から骨髄へ転送の鉄のことです。 ↑再生不良性貧血、急性肝炎
↓鉄欠乏性貧血、悪性腫瘍、慢性感染症
全鉄結合能(TIBC) 鉄を肝臓から骨髄へ転送する最大の能力を示す値です。 ↑鉄欠乏性貧血、急性肝炎
↓悪性貧血、慢性感染症
尿酸 痛風の原因物質で、長期にわたって高値が続くと足の関節等に痛みを感じ、腎結石、動脈硬化の原因物質となります。 ↑痛風、痛風腎

血液検査 -血清反応-
検査の解説 わかる病気
CRP 炎症がある時や組織が破壊された時に上昇します。 ↑各種炎症性疾患
RA(RF) 慢性関節リウマチの人にみられる自己抗体です。肝疾患でも陽性になることがあります。 ↑関節リウマチ、慢性肝炎、肝硬変
血液検査 -血液一般検査-
検査の解説 わかる病気
白血球数 病原体の侵入から体を防御したり、免疫性を作る働きをします。体質的に多い人、少ない人もいます。 ↑白血病、細菌感染症
↓ウィルス感染症、慢性肝炎
赤血球数 肺から体の隅々の細胞に酸素を送り、炭酸ガスを運び出す働きをします。 ↑脱水症、多血症
↓貧血
ヘモグロビン(血色素量) 赤血球の中の鉄と蛋白が結合した色素で酸素を運ぶ働きをします。 ↓貧血
ヘマトクリット 血液中の赤血球が占める割合です。 ↑脱水症、多血症
↓貧血、失血
MCV・MCH・MCHC 貧血の形態を示す指数。上記3項目から計算されます。 貧血の形態の判別
血小板数 血管が破れて出血した時に血液を固めてその破損部をふさぎ、出血を止める働きをします。 ↑貧血、真性多血症
↓白血病、紫斑病、肝硬変
血沈 炎症や組織崩壊がある時に亢進します。 ↑炎症性疾患、貧血
血液検査 -白血球像-
検査の解説 わかる病気
好中球 細菌や毒素などから体を守る働きをします。 ↑細菌感染、白血病
↓ウィルス感染症、顆粒球感染症
好酸球 アレルギーの発現やヒスタミンの分泌に関与しています。 ↑アレルギー性疾患、寄生虫、淋病
↓急性感染症、急性中毒
好塩基球 アレルギーに関与した働きをしますが、数が少なく生理的に消失する場合もあります。 ↑白血病、多血症
単球 体内の免疫と関係し、侵入してきた病原体に対する抵抗性を高める働きをします。 ↑ウィルスや原虫の感染症
↓敗血症
リンパ球 体内に侵入してきた抗原に対する免疫を高める働きをします。 ↑感染症・中毒症の治癒期、白血病
↓感染症の急性期、悪液質
異型リンパ球 進入してきた抗原に反応して変形したリンパ球です。 ↑ウィルス性疾患(風疹、伝染性単球症等)、感染症疾患
血液検査 -梅毒-
検査の解説 わかる病気
RPR 2種類の異なった抗原を用いて梅毒にかかっているかどうかを調べます。 ( + ) 梅毒

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血液検査

予測医学研究所HP/ わたクリニックHP

血液検査

病院や健康診断で広く行われている血液検査ですが、検査の結果に異常値があると心配になってしまいますよね。

検査の項目も多くありますが、それぞれの数値は身体のどのような状態を示しているのでしょうか?検査結果の見方について詳しく解説します。

血液検査とは

腕まくりする男性

血液は全身の細胞や器官に酸素や栄養を送り届け、また不要な老廃物や炭酸ガスを受け取る働きがあります。心臓から送り出される酸素や栄養に富んだ血液を動脈、末梢器官や臓器から老廃物を回収して心臓に戻る血液を静脈といい、一般的な血液検査は静脈血を採取して行います

血液は、血漿(けっしょう)をいう液体成分が約半分、残りの半分は血球と呼ばれる成分でできています。血漿にはタンパク質や脂質、ブドウ糖、ホルモンや電解質などが含まれており、一方、血球には赤血球や白血球、血小板などが含まれています。

血液検査は、この血液に含まれる成分を検査薬にかけて調べることで、身体の状態や異常を知ることができるのです。検査の目的によって血漿や血球、または血漿からさらに血液凝固因子を取り除いた血清など必要とする成分が異なります。これらを効率的に検査するために、血液を固まらなくする成分(抗凝固剤)入りのものや、反対に早く固まって分離を促進する成分(凝固促進剤)入りのものなど、いくつかの試験管(採血スピッツ)に採取します

一般的な血液検査の種類と基準値

血液検査からは身体のあらゆる状態をはかることができますが、健康診断や病気の初期診断では、身体の概ねの状況を把握するためのスクリーニング(ふるい分け)検査が行われます。

<基準値(基準範囲)とは>

基準値とは、健康な多くの人たちの検査データをもとに統計学的に求められた数値で、95%の人が該当する範囲を示しています。基準値(基準範囲)は医療機関や健診機関によって異なり、統一されたものはありません。また多くの基準値は40代の健康人を対象としたもので、高齢者や未成年者の場合は当てはまらないケースもあります。

検査結果がそれぞれの基準値を下回っている場合は「L(Low)」、高い場合は「H(High)」と表示されるなど、表示のしかたも様々ですが、基準値を逸脱していることが必ずしも病気や異常を示しているわけではありません。検査の結果と病気の診断については、必ず医師に相談したうえで理解しましょう。

<特定健診や労働安全衛生法に基づく健康診断で行われるもっとも一般的な検査>

検査項目 検査で何がわかるのでしょうか? 基準値範囲(参考)
肝機能検査 AST(以前のGOT) ASTとALTはアミノ酸を作る酵素です。肝臓に多く含まれており、肝臓のほかにも心臓や骨格筋にも多く含まれています。肝臓がダメージを受けるとこの数値は高くなり、肝炎や脂肪肝、肝細胞がんを発見する手がかりとなります。 10~38
ALT(以前のGPT) 6~38
γGTP アルコールに強く反応する酵素で、アルコール性肝障害を調べる指標(アルコール性肝障害の場合は上昇)となります。 男性
7~70
女性
5~30
脂質検査 HDL-C (HDLコレステロール) 血管に付着したコレステロールを取り除いて動脈硬化を予防する善玉コレステロールです。数値が低いと心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。 男性
40.0~71.5
女性
40.0~85.6
LDL-C (LDLコレステロール) HDLコレステロールとは逆にコレステロールを取り込む悪玉コレステロールです。高値の状態が続くと動脈硬化を引き起こします。 70~139
TG(中性脂肪) 脂肪の一種で、エネルギー源として利用されたのち、余ったものが皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。肥満や高脂肪の食事で上昇し、動脈硬化や脂肪肝の原因となります。 50~180
血糖検査 血糖 血液中のブドウ糖は、生命活動を維持するエネルギー源です。糖尿病の場合は血糖値が高くなります。 70~110
HbA1c (ヘモグロビンA1c) 通常の血糖検査ではその時点での状態しかわかりませんが、HgbA1cは採血時から約3か月間のさかのぼった血糖の状態を調べることができ、糖尿病の診断指標となる検査です。 4.3~5.8
(JDS)
4.6~6.2
(NGSP)

<病院などで一般的に行われるスクリーニング検査>

検査項目 検査で何がわかるのでしょうか? 基準値範囲(参考)
胆膵検査肝 TP(総蛋白) 血清中の蛋白質の総量です。栄養状態や全身状態を判断する指標のひとつで、栄養状態が悪い場合は低値となります。 6.3~8.5
ALB(アルブミン) アルブミンは肝臓で合成される蛋白質です。栄養状態や肝機能が悪いと低下します。 3.3~5.1
ALP(アルカリフォスターゼ) 肝臓、骨、腸、腎臓など多くの臓器に含まれている酵素で、おもに肝細胞癌や胆道系の病気で上昇します。 110~390
AMY(アミラーゼ) デンプンを分解する酵素で、唾液腺と膵臓で作られます。膵臓がんや膵炎など膵臓の病気で高値になります。 40~126
TB(総ビリルビン) 赤血球を分解し、体外に排出する過程で作られる物質です。肝臓や胆道系に障害がある場合に高くなり、黄疸(皮膚や眼球が黄色くなる症状)が見られる場合があります。 0.2~1.0
筋肉関連酵素検査 CK(クレアチンキナーゼ) 筋肉や脳に多く存在し、筋肉の収縮に関連する酵素です。心筋や骨格筋、脳が損傷を受けると上昇します。 18~145
電解質検査 電解質検査は、血液中のイオン濃度を測定し、体内のバランス異常を調べる検査です。
Na(ナトリウム) ナトリウムは体内の水分調節に関与しています。脱水症の場合には上昇し、腎不全や甲状腺機能低下症、利尿剤の服用などで低下します。 136~147
K(カリウム) カリウムは神経や筋肉のはたらきを調節しており、カリウムが低いと神経がマヒしたり、高すぎると不整脈などを発症しやすくなります。 3.5~5.0
Cl(クロール) クロールもナトリウムと一緒に水分の調節に関与しています。脱水や過換気症候群で高くなり、嘔吐や下痢などで低くなります。 95~110
Ca(カルシウム) カルシウムは、骨や歯の形成、神経刺激の伝達、血液の凝固などのはたらきをしています。 カルシウムが高値の場合は、悪性腫瘍や多発性骨髄腫など骨代謝の異常が疑われます。低値の場合は、甲状腺機能亢進症や悪性腫瘍、サルコイドーシスなどの内分泌異常が疑われます。 8.0~10.0
腎機能検査 BUN(尿素窒素) 尿素に含まれる窒素の量です。腎臓の働きが弱くなると尿への排出量が減少し、血中の尿素量が増加します。 7~22
CRE(クレアチニン) 筋肉で生成される物質です。腎臓の働きが弱くなると尿への排泄量が減少し、血中クレアチニン量が増加します。 男性
0.6~1.1
女性
0.4~0.9
UA(尿酸) 尿酸は細胞のプリン体が分解してできた老廃物です。プリン体を多く含む食事をしたり、腎機能が低下している場合、血中の尿酸が増加します。持続的に尿酸値が高いと痛風の原因となります。 男性
3.0~7.5
女性
2.1~6.5
炎症反応検査 CRP(C-反応性蛋白) 炎症反応や組織が破壊された際に血中に現れるタンパク質で、感染症や炎症があると高くなります。 0.2 以下
一般的な血液検査 WBC(白血球) 白血球は、病原微生物などから身体を守る働きがあります。炎症や感染症の場合に増加します。白血病などで正常な造血機能が低下した場合やステロイド剤の長期服用によって減少することがあります。また、かぜや一時的なウイルス感染などで低下することもあります。 男性
3.5~9.8
女性
3.3~9.5
RBC(赤血球) 赤血球は、肺でガス交換を経て身体のすみずみに酸素を運び、炭酸ガスを排出する役割をします。赤血球の中にヘモグロビンという色素が含まれており、これが酸素と結合します。血液中の、血球割合を診るのが、ヘマトクリットです。これらの値が低い場合は貧血、高い場合は多血症が疑われます。 男性
395~563
女性
389~501
Hb(ヘモグロビン/血色素) 男性
13.5~17.6
女性
11.3~15.2
Ht(ヘマトクリット) 男性
39.8~51.8
女性
33.4~46.4
Plt(血小板) 血小板は、血栓を作って出血を止める働きがあります。血小板数が少ないと、血が止まりにくく、出血しやすくなります。多すぎる場合は血栓の原因となります。 男性
13.0~38.0
女性
14.0~36.0

<特殊検査>

健康診断や初期診断で行われることはなく、病気の確定診断や病状や経過の把握を目的として行われる検査です。

検査項目 検査で何がわかるのでしょうか? 基準値範囲(参考)
炎症反応検 RA(リウマチ因子) RAテストで強い陽性反応(数値が高くなること)が出る場合は、関節リウマチの可能性が高くなりますが、この検査だけでは断定できません。
膠原病や結核、慢性肝炎、糖尿病などで陽性を示すこともあるほか、健康な人であっても弱い陽性反応が出る場合があります。
20以下
赤沈(赤血球沈降速度) 赤血球の沈むスピードを測定する検査です。
多くの疾患で高値(速度が速くなる)となりますが、この検査だけで診断することはできません。
15以下(1時間値)
感染症
抗原抗体検査
HCV-抗体検査 (C型肝炎ウイルス抗体検査) 陽性の場合はC型肝炎の感染状態を示します。
C型肝炎の診断のほか、献血時の供血スクリーニング検査として行われます。
(-)
HBs-抗原検査 (B型肝炎ウイルスS抗原検査) 陽性の場合はB型肝炎ウイルスの存在を示します。 (-)
HBs-抗体検査 (B型肝炎ウイルスS抗体検査) 陽性の場合はかつてB型肝炎ウイルスの感染を受けたことを示します。ワクチン接種を受けて抗体ができた場合にも陽性になります。 (-)
腫瘍マーカー CEA(癌胎児性抗原) 消化管のがんで値が上昇します。 5.0以下
AFP(α-フェトプロテイン) 肝細胞がんで上昇します。
肝炎肝硬変でも軽度上昇する場合があります。
10以下
CA19-9(癌関連抗原) 膵臓がん胆道がんのほか、各種消化器がんで上昇します。 37以下
CA125(癌関連抗原)

おもに卵巣がんで上昇します。 35以下

私が妊娠糖尿病!?意外な原因は毎晩の◯◯

赤すぐみんなの体験記

https://akasugu.fcart.jp/taikenki/entry/2015/07/01/200000 より~

f:id:akasuguope02:20150701000700j:plain

現在、二児の母です。一人目の妊娠中のトラブルについてお話をしたいと思います。

一人目は里帰り出産をしました。里帰りをするまでは、自宅近くの総合病院の産婦人科に通っていました。そこで、毎回の検診を受けていました。

母子手帳をもらい、4週間ごとの検診になったときからです。毎回の尿検査で尿糖の数値が+や++になってしまっており、糖分制限をされました。甘いものはできる限りとらないようにしていましたが、仕事もしていたので、ストレスも多く、知らず知らずのうちに摂取してしまっていたのかもしれません。そして、先生からもさすがに3回も数値がよくないからということで、妊娠糖尿病の負荷試験を受けるように言われました。

結果は陰性。先生もなんでだろうと首をかしげてしまっていましたが、結果は悪くなかったので、このまま様子をみましょうということになりました。

そのあと、検診とは別に、助産師さんによる助産師外来を受ける機会がありました。主人も一緒に受けました。1時間くらい時間をかけてお話をしたり、エコーをみたりする機会でした。その際に、一日の生活リズムや食生活についても詳しく聞かれました。そこで、毎回尿糖がでてしまっていた理由が判明したのです。

実は、毎日甘党な主人はアイスを買って帰ってきてくれていたのです。太る体質ではない主人と一緒に、夕食後に毎日、アイスを食べていました…。それが原因かもねと言われました。実際、助産師さんに言われるまで、気にしていない事実でしたが、言われてみれば当然だな…と実感しました。

アイスなんて糖分の塊ですからね。仕事のストレスから、夕食後のアイスをバクバク食べていましたが、助産師さんに言われてから、毎日ではなく、徐々に回数を減らしていくことにしました。

すると、次の検診では尿糖の値は正常に戻り、その後も数値が悪くなることはありませんでした。

妊娠をきっかけにわかった、「妊娠糖尿病」と「HTLV-1」

妊娠糖尿病とは、「妊娠中に発症した、糖尿病に至ってい

ない糖代謝異常」のことをいいます。

妊娠すると、子宮の中でつくられる胎盤からさまざまな

ホルモンが分泌されます。このホルモンが増えると、食事後

など体内の血糖が上がったとき、血糖を下げる働きをする

インスリンの作用が鈍くなります。インスリンの作用が鈍く

なると、食後に上がった血糖が下がりづらくなります。

なぜこのようなことが起こるのかというと、妊婦さんの

血糖を高くすることで、赤ちゃんにたくさんのブドウ糖を送り、

成長を促すからです。そして出産とともに胎盤は身体の外に

出ると、母体の血糖は下がります。

 

妊娠すると、いつも以上にインスリンを多く分泌し、血糖を

一定値に保つようになりますが、妊娠糖尿病の方は十分な

インスリン分泌が保てず、血糖が高い状態が続きます。

妊娠糖尿病では、赤ちゃんが高血糖にさらされることで

大きく成長しすぎる、生まれた後はブドウ糖を送ってくれた

母親から離れるため急激に低血糖になるなど、さまざまな

影響が出ますが、食事療法やインスリン投与など、血糖を

コントロールすることで予防できます。

また、妊娠糖尿病だった方は、出産後や次の妊娠時に

糖尿病を発症するリスクが高いと言われています。

妊娠中に限らず、ご自身の身体に関心をもっていただき、

予防することが大切です。生活習慣や食事の工夫など、

ぜひご相談ください。

 

次に、「HTLV-1」についてです。

「HTLV-1」とは、「ヒト細胞白血病ウィルス1型」という

ウィルスのことで、「成人T細胞白血病」の原因とされて

います。ウィルスを保有しているだけでは特に症状はないの

ですが、1000人に1人の割合で「成人T細胞白血病」を

発症するとされています。

なぜ、わざわざ妊婦健診の検査項目に、「HTLV-1」という

項目があるのかというと、お母さんがHTLV-1を保有して

いる場合、母乳を通して赤ちゃんに移ることがわかって

います。しかし、長期にわたり母乳を与えていた場合でも

感染する確率は15~20%、また母乳を一切与えていなく

ても約3%感染する確率がある、とされています。さらに、

母乳を一度マイナス20度で凍結してから赤ちゃんに与える

という方法も提案されていますが、現段階では確実な予防策

とは言い切れません。

 

お母さんがHTLV-1を保有していると検査でわかった場合、

わたしたちは赤ちゃんへの栄養方法をどうするのか、お母さん

と一緒に考えさせていただきます。

迷いがあるときは、いつでも身近な助産師にご相談ください。

私たちは、お母さんが決めた栄養方法を応援させて

いただきます。

 

妊娠糖尿病と、HTLV-1詳しく知りたい方は、下記URLを

ご参照ください。

 

■日本糖尿病・妊娠学会

糖尿病と妊娠に関するQ&A↓

http://www.dm-net.co.jp/jsdp/qa/

 

■HTLV-1 母子感染予防研究班ウェブサイト↓

http://htlv-1mc.org/

 

■厚生労働省のHP↓

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou29/wakaru.html

[産婦人科医 宋美玄さん]妊娠糖尿病(4)血糖値が下がらぬつらさ

投稿日時: 投稿者:

 長女の時はしっかり糖質コントロールができ、2882グラムとちょうどいい体重で健康に生まれた。ところが、出産後は血糖値を下げにくくする胎盤由来のホルモンは分泌されないはずなのに血糖値が下がらない。

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161226-OYTET50035/ より~

 「糖尿病になるの? 一生、インスリン? 不安が募りました。母乳は出ないし、尿漏れもあったのですが、深刻だったのが血糖値。ほぼ抑うつ状態でした」

 助産師は200を超えた血糖値を見て、血糖管理も出来ないのとバカにしたのか、「ププッ」と噴き出した。「もう腹が立って……。産後に糖尿病になるリスクが高いのですから、血糖値が下がらないつらさを理解してほしかった」

 産後3か月で糖負荷試験を受け、正常に近い値になり通院は終わった。4年後、第2子の妊娠がわかると、また妊娠糖尿病になると踏んで検査は受けなかった。

 「妊娠20週ぐらいから自主的に血糖値を測り始めました。もう十分高かったので自分から糖尿病内科を受診したいと伝えました」

 第2子の時は長女の育児もあり、忙しさは倍増。インスリンを打つ暇もない。

 「食事も満足に取れず、空腹でふらふらして、血糖値も不安定でした。妊娠36週で体重は思い通り増えていないのに、子供の推定体重は3キロ以上。助産師に『体重増やさずに偉いね』と言われても、『違うでしょ』と思っていました」

  産婦人科医  宋美玄(ソンミヒョン) さん(40)

元の記事を読む
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161226-OYTET50035/#csidx1c0e877baaba660af52feb350ca8c60
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妊娠をきっかけにわかった、「妊娠糖尿病」と「HTLV-1」

妊娠糖尿病とは、「妊娠中に発症した、糖尿病に至ってい

ない糖代謝異常」のことをいいます。

妊娠すると、子宮の中でつくられる胎盤からさまざまな

ホルモンが分泌されます。このホルモンが増えると、食事後

など体内の血糖が上がったとき、血糖を下げる働きをする

インスリンの作用が鈍くなります。インスリンの作用が鈍く

なると、食後に上がった血糖が下がりづらくなります。

なぜこのようなことが起こるのかというと、妊婦さんの

血糖を高くすることで、赤ちゃんにたくさんのブドウ糖を送り、

成長を促すからです。そして出産とともに胎盤は身体の外に

出ると、母体の血糖は下がります。

 

妊娠すると、いつも以上にインスリンを多く分泌し、血糖を

一定値に保つようになりますが、妊娠糖尿病の方は十分な

インスリン分泌が保てず、血糖が高い状態が続きます。

妊娠糖尿病では、赤ちゃんが高血糖にさらされることで

大きく成長しすぎる、生まれた後はブドウ糖を送ってくれた

母親から離れるため急激に低血糖になるなど、さまざまな

影響が出ますが、食事療法やインスリン投与など、血糖を

コントロールすることで予防できます。

また、妊娠糖尿病だった方は、出産後や次の妊娠時に

糖尿病を発症するリスクが高いと言われています。

妊娠中に限らず、ご自身の身体に関心をもっていただき、

予防することが大切です。生活習慣や食事の工夫など、

ぜひご相談ください。

 

次に、「HTLV-1」についてです。

「HTLV-1」とは、「ヒト細胞白血病ウィルス1型」という

ウィルスのことで、「成人T細胞白血病」の原因とされて

います。ウィルスを保有しているだけでは特に症状はないの

ですが、1000人に1人の割合で「成人T細胞白血病」を

発症するとされています。

なぜ、わざわざ妊婦健診の検査項目に、「HTLV-1」という

項目があるのかというと、お母さんがHTLV-1を保有して

いる場合、母乳を通して赤ちゃんに移ることがわかって

います。しかし、長期にわたり母乳を与えていた場合でも

感染する確率は15~20%、また母乳を一切与えていなく

ても約3%感染する確率がある、とされています。さらに、

母乳を一度マイナス20度で凍結してから赤ちゃんに与える

という方法も提案されていますが、現段階では確実な予防策

とは言い切れません。

 

お母さんがHTLV-1を保有していると検査でわかった場合、

わたしたちは赤ちゃんへの栄養方法をどうするのか、お母さん

と一緒に考えさせていただきます。

迷いがあるときは、いつでも身近な助産師にご相談ください。

私たちは、お母さんが決めた栄養方法を応援させて

いただきます。

 

妊娠糖尿病と、HTLV-1詳しく知りたい方は、下記URLを

ご参照ください。

 

■日本糖尿病・妊娠学会

糖尿病と妊娠に関するQ&A↓

http://www.dm-net.co.jp/jsdp/qa/

 

■HTLV-1 母子感染予防研究班ウェブサイト↓

http://htlv-1mc.org/

 

■厚生労働省のHP↓

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou29/wakaru.html