ドクター江部の糖尿病徒然日記
コレステロールについて
江部先生、こんにちは。
私は、スーパー糖質制限食を始めて8年3ヶ月になります。
ひとつ、どうしても気になることがあるので、お聞きしたいのですが・・・。
今の主治医の先生は、糖質制限のことは知ってみえて、私がそれを出来るのであれば、反対はしませんと言って下さったので、3ヶ月に一度、血液検査でお世話になっています。
今日の検査結果は下記の数値でした。
HbA1c、5.5
食後2時間後の血糖値、110
中性脂肪、62
総コレステロール、315
HDLコレステロール、109
LDLコレステロール、194
でした。
前々回の検査では、HDLが104、LDLが208、前回は、HDLが91、LDLが158と、基準値を上回ってます。
いくら、糖質制限をしてるからといって、これでは、コレステロールが高すぎる!と言われ、このままコレステロールが標準枠に入らなければコレステロール降下薬を使うと言われました。
「糖質制限では、血糖値は問題なく管理できているようですが、コレステロールは問題みたいですね。」と言われました。
8年間、コレステロールはこの位の間の値を行ったり来たりしている状態なので、やはり、薬を使わなくてはいけないのでしょうか?
お教えていただけないでしょうか?m(_ _)m 】
おはようございます。
糖質制限食8年3ヶ月のゆんさんから、コレステロールについて、コメント・質問を頂きました。
前々回
HDL:104、LDL:208
前回
HDL:91、LDL:158
今回
中性脂肪:62
総コレステロール:315
HDLコレステロール:109
LDLコレステロール:194
ゆん さん
今回のデータですが中性脂肪が基準値内で低めであり、 HDLコレステロールが高めです。
このパターンは、LDLコレステロールも標準の大きさの、肝臓から末梢組織にコレステロールを運んでくれている良いLDLです。
コレステロールは、細胞膜の原料であり人体にとって必要不可欠な成分です。
正常サイズのLDLは中に約40%のコレステロールを含んでおり、それを末梢組織に運びます。
組織の細胞で細胞膜の原料として使用されたあと、余ったコレステロールをHDLが回収して肝臓に運びます。
即ち、LDLもHDLも人体にとってコレステロール運搬のための必須成分です。
LDLコレステロールの中で問題となるのは、小粒子LDLコレステロール(小さくて高密度のLDL)と酸化LDLコレステロールです。
小粒子LDLは、真の悪玉である酸化LDLに変化しやすく危険な存在です。
小粒子LDLコレステロールは血管内皮の傷に侵入しやすくそこで酸化され酸化LDLになります。
酸化LDLコレステロールは、もはやコレステロールというより異物です。
酸化していない普通のLDLは、異物ではないので血管内皮に障害を起こしません。
中性脂肪が多くて、HDLコレステロールが少ない人は、小粒子LDLがたくさんある可能性が高いので、危険です。
HDLコレステロールが多くて中性脂肪が少ない人は、小粒子LDLコレステロールと酸化LDLコレステロールは少ないので安全です。
→ 糖質制限食実践者は、こちらのパターンです。
☆☆☆
遺伝性の家族性高コレステロール血症の人は、内服薬、プラズマアフェレーシスなどの治療が必要と考えられます。
200~500人に一人で、患者数は推定30万人です。
小中学生時代からLDLコレステロール高値があります。
治療しないと男性は40代、女性は50代で心筋梗塞を発症し、平均寿命も10年前後短くなります。
確かに糖質制限を始めた当初は、数値に振り回されます。
しかし、年月とともに身体との相談が主になってくるように思います。
私も満4年を迎え、絶好調です。
この方のように、私もコレステロールは高値タイプです。
とは言っても、LDL:190前後、HDL:113、TG:37となり、LDLの高値が気になって仕方ありませんでした。
しかし、中性脂肪TGが常に低値に落ち着いており、体調も良いのでだんだん気にならなくなりました。
この方は8年も続けておられるので、相当な方だと思われます。
ただ、理解ある医師とはいえ、従来の教育を受けた方でしょうし、なかなか先入観が抜けえないと思います。
当人が実践されてる方なら、その誤差は少ないのでしょうが・・・。
数値に振り回されるのが、近代医学の利点・難点でしょうが、要は自分の調子が良ければそれで良いと思います。
毎朝、起きて好調、寝るときぐっすり。
これで問題ないのでは?
クワトロさんのラスト4行に同感です。
既存のデ~タで判断されては、、、。
と命削り体験しました。
江部先生のブログでは命救われただけでなく、読者方々のコメント共に日々学習させて頂いています。
敬具
メマンチンは脳インスリンシグナルを改善する -アルツハイマー病の糖尿病仮説の実証-このプレスリリースからは糖質の摂取が脳内におけるインスリンシグナル系へどのように影響するのか何もわかりませんが、糖質摂取をへらしケトン体で脳を動かすことで、体の糖尿病と同じように症状を改善できそうにも見えます。
糖質の影響力(エネルギー摂取という良い面と、過剰摂取における悪い面の両面)の強さを改めて実感します。
明らかに定状状態なので、もう少し間隔を開けても良いと思われる患者さんでも、毎月のように検査していることが多々あります。
そんなに調べても変わらないだろうと。
しかも検査項目も毎月同じパターン。
検査結果の用紙に花丸と100点とか書いてあるし。
まあ、他にすることが無いから検査して検査料と管理加算で儲けないと経営的にという事情もあるのでしょうが・・・
すみません、グチでした。
多くの人が騙されています。
私もLDL220で大学病院で、スタチンを投薬されそうになり、激怒しました。医者があまりにも無知だからです。
動脈硬化学会の基準値が間違っているのです。
「スタチンバブル」で検索してみて下さい。現在も連載が続く雑誌記者のレポートがあります。それから隠居組の「世界で最もわかりやすいコレステロールロ解説書」があります。私の担当医はあまりにもコレステロールについて知らなさすぎたことを認識しました。
家族性コレステロール血性の人たちにも薬は必要ありません。
私もLDLが200弱、HDLは100前後、中性脂肪は40位です。この値は検診を受け始めた20年前の30歳頃から変わりません。中高生時代のデータが無いのが残念です。
BSジャパン、未来EYES
11月27日(日)午後10時30分より
テーマは、飲むインスリン
出演、神戸学院大学医学部教授
武田真莉子さん
注射することなく飲み薬として体内に吸収させるカプセルのような「薬の乗り物」を研究・開発している。
ここまてしか、分かりませんし、ちょっと遅いですね。
TGそしてLDLcとsdLDLcについて前から気になっていたことがあります。日本語字幕を見て疑問を感じて、吹き替えに変えてみました。〈字 幕〉
トリグリセリドの数値が上がってしまうと
悪玉コレステロールも増える
悪玉の増加は
心臓病につながる
なぜなら動脈壁に蓄積して
動脈硬化を引き起こすからです
このコレステロールは
非常に危険なんです
〈吹き替え〉
トリグリセリドの数値が上がってしまうと
それに伴い小型で比重の高い超悪玉コレステロールが増える
この超悪玉の増加は心臓病の増加につながります
血管の壁に蓄積して動脈硬化を引き起こしますからね
本当に危険なコレステロールなんですよ
必要な悪玉もありますけどね~
今日の記事を拝見し、LDLcholesterol の重要性がよくわかりました。
通常の大きさの「標準的LDLコレステロール」は、酸化されにくいです。
小粒子LDLコレステロールが酸化されやすいとされています。
糖尿病の場合、コントロール良好になるまでは、毎月採血します。
コントロール良好になれば、1/3ヶ月採血となります。
しかしながら、採血間隔を延ばすと、血糖コントロールが悪化する糖尿人もそこそこおられます。
この場合、ご本人が毎月検査して下さいと仰ることもあります。
私も、ほとんどの人において、スタチンは必要ないと思います。
また、家族性高コレステロール血症に、スタチンが有効かどうか、良くわからないところがあります。
しかしながら、
プラズマアフェレーシスが、ホモタイプの家族性高コレステロール血症の人を心筋梗塞から救うこともあると思います。
まず大丈夫と思いますが、
以下、診断基準です。
家族性高コレステロール血症(FH)
http://www.j-athero.org/specialist/fh_s.html
日本動脈硬化学会の診断基準です。
表1. 成人(15歳以上)FHヘテロ接合体診断基準
1.高LDL-C血症(未治療時のLDL-C180mg/dL以上)
2.腱黄色腫(手背、肘、膝などの腱黄色腫あるいはアキレス腱肥厚)あるいは皮膚結節性黄色腫
3.FHあるいは早発性冠動脈疾患の家族歴(2親等以内の血族)
・ 続発性高脂血症を除外した上で診断する。
・ 2項目が当てはまる場合、FHと診断する。FH疑いの際には遺伝子検査による診断を行うことが望ましい。
・ 皮膚結節性黄色腫に眼瞼黄色腫は含まない。
・ アキレス腱肥厚は軟線撮影により9 mm以上にて診断する。
・ LDL-Cが250 mg/dL以上の場合、FHを強く疑う。
・ すでに薬物治療中の場合、治療のきっかけとなった脂質値を参考とする。
・ 早発性冠動脈疾患は男性55歳未満、女性65歳未満と定義する。
・ FHと診断した場合、家族についても調べることが望ましい。
このデータなら問題ないと思います。
中性脂肪26mgも問題ないです。
お腹が苦しくなるほど、食べる必要はないです。
飲むインスリン、興味深いですね。
情報をありがとうございます。
そうですね。
1)
「通常の大きさの善いLDLコレステロール」
2)
「悪玉の小粒子LDLコレステロール」
3)
「超悪玉の酸化LDL之ステロール」
1)2)3)を、明確に区別することが重要と思います。
現状では、ほとんどの医師が、
1)2)3)を、一緒くたにしているのが、問題と思います。
“Disrtibution of LDL size phenotypes according to triglyceride levels” と打って画像をネット検索すると、最初の方に Austin が報告したグラフが出てきます。
横軸が中性脂肪、縦軸が2つのLDL
Phenotype A 通常の大きさの善いLDL
Phenotype B 悪玉の小粒子LDL
の累積%になっています。
これをみると、中性脂肪が100mg/dLあたりから下がっていくと善いLDLが増え、中性脂肪が50mg/dLを切ると小粒子LDLがほぼゼロになっています。
私はこのグラフをいつも思い出し、一つの安心材料にしています。参考になれば幸いです。
『中性脂肪が多くて、HDLコレステロールが少ない人は、小粒子LDLがたくさんある可能性が高いので、危険です』ということでがあてはまるのか気になります。HbA1cが下がったもののほかが増えているのは糖質制限のやり方がまちがっているかもしれないとも思います。何度もしつこいところがありますが教えていただけるとありがたいです。これまでの状況中性脂肪 増
3月:133 4月:102 7月:75 9月:104 11月:134
LDL 増
3月:153 4月:160 7月:155 9月:160 11月:170
HDL 少し増
3月:50 4月:45 7月:51 9月:57 11月:59
空腹時血糖 増
3月: 166 4月:133 7月:107 9月:117 11月:125
HbA1c 少し減
3月:9.6 4月:7.6 7月:6.1 9月:6.0 11月:5.8
情報をありがとうございます。
私の検索ではAustin が報告したグラフにたどり着けませんでした。
URLをご教示頂けば助かります。
中性脂肪値に関する私の言及は、
10時間以上絶食で、早朝空腹時のデータに基づいています。
食後の場合、食材からの中性脂肪が数時間血中に残ります。
今年6月、他の病気の検査で採血をし、HbA1c
11.1% 即、専門科へと。事の重大さを日に日に感じておりました。(専門書もいっぱい見ました)言われたカロリー制限を実践してました。
そんな時、先生の本に出会い、目からウロコでした。もうその日(7/7)から糖質制限を開始し、
今日まで ご飯、麺、パンは食べていません。
タバコも1日二箱のヘビーでしたが禁煙外来でやめました。お酒もかなり飲むのですが、この際なのでやめました。ここ5カ月、お水、炭酸水、お茶、少量野菜、たまご料理、大豆、チーズ、魚、肉(タンパク質メインの油多め)のローテーションで糖質制限をしております。
HbA1c 血糖値 総コレ LDL HDL 中性脂肪
6/1: 11.1
6/18:10.8 182 食後 260 116 36 564
7/25: 8.2 123 食後 243 156 61 156
8/29: 6.8 146 食後 267 184 56 111
9/26: 6.2 123 食後 267 166 48 212
10/31: 6.0 120 食後 265 120 45 547
11/21: 5.9 来月に結果6/18 GOT 15 ALT 25 rGT 45
7/25 38 94 46
8/29 25 65 46
9/26 23 48 46
10/31 25 65 5011/21 CAVI 右 7.3 左 6.9 歳相応
ABI 右 1.18 左 1.20 正常
首エコー(一箇所観察有り)
今迄、薬は何も処方されなかった(奇跡的に?)
のですが、今回から、クレストールを処方されました。正直、躊躇しております。
これだけ頑張っているのに 何か糖質制限の仕方が悪かったのか?でも食事(油は気にせずいっぱいとっていますが)とコレステロールは?
気になる点:採血の前日も食事制限無し、よって
23時に食べていた時も。採血日も2〜3時間前に
朝食を毎回。食べると数値に影響はしないのかな?
すごく長くなってすみません。
私のコレステロールの数値、中性脂肪多く
HDL少ない 絵に書いたような要注意です。
遺伝でしょうか?それとも糖質制限が合わないのか?今、通院先は糖質制限に理解されておりません。相談も出来ません。
中性脂肪値は
10時間以上の絶食で、早朝空腹時採血です。
食後の採血だと、食材の中性脂肪が数時間は血中に残ります。
糖尿病は、
6/1: 11.1 ・・・・・11/21: 5.9
劇的改善ですね。
身長は?
体重の変化は?
このグラフはいくつかのサイトで引用されていますので、出典と思われる文献のURLを示します。
http://circ.ahajournals.org/content/circulationaha/82/2/495.full.pdf
p. 500 の Fig. 2 C のグラフがこれに当たると思います。
さきほどコメントさせて頂きましたヤマトです
早速の返事ありがとうございます、。
次の血液検査は10時間前の絶食で行ってみます
先生からの?ですが、身体165
通院初日体重 68kg→今、58kg
糖尿病発覚のショックで食事も喉に通らず3kgほど、糖質制限からは1ケ月1〜2kgです。
たまにお肉をドカ食いしても太りません。
タバコもやめましたのでいっ時は太ると言われましたが変わりませんでした。逆に58kgから変わりません。1kgも。不思議です?ウエスト88cm→73cm服は全部変えました。
体調もすこぶる元気、毎朝一駅先まで歩いています。高校以来、20年ぶりの体型に戻り
糖尿病はショックですが、かえって良い生活改善になっているなと。複雑です。
ありがとうございます。
PDFファイルをみることができました。
中性脂肪は、正常範囲に入っていますので、大丈夫と思います。
このままスーパー糖質制限食で経過をみて良いと思います。
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