1型糖尿病の症状と原因 ストレス

糖尿病というと、中高年の人がなりやすい病気というイメージがありますが、子どもや若い人に多い糖尿病もあり、これを「1型糖尿病」と言います。今回は、この1型糖尿病の原因や症状についてご紹介していきます
糖尿病には、大きく分けると「1型糖尿病」と「2型糖尿病」があります。今回は、そのうちの1型糖尿病について解説します。
 

1型糖尿病とは

1型糖尿病は、体内のインスリンの絶対量が少なくなることで生じる糖尿病です。日本人の発症率は比較的少なく、糖尿病患者のうち1型糖尿病を患っている人は、5%にも満たないといわれています。糖尿病といえば、中高年に多い病気というイメージがありますが、1型糖尿病は、子どもや若い人に多いのが特徴で、以前は「小児糖尿病」とも呼ばれていました。

インスリンって何?

糖尿病とは、血液中の「ブドウ糖」の濃度(血糖値)が慢性的に高くなる病気のことですが、このブドウ糖の濃度をコントロールしているのがインスリンです。
インスリンは、すい臓のβ細胞でつくられるホルモンで、血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓などに取り込み、ブドウ糖の濃度を正常範囲に保つ役割があるのです。
食事で摂った糖質が分解されてブドウ糖になると、血液中から細胞に取り込まれ、エネルギーとして活用されます。
食事をすると血糖値が上がりますが、β細胞は、それを素早く察知して、すぐにインスリンを分泌します。そして、このインスリンの働きによって、臓器が血糖を取り込んでエネルギーとして利用したり、蓄えたり、さらにタンパク質の合成や細胞の増殖を促したりすることで、ブドウ糖が速やかに処理されるのです。
ところが、1型糖尿病の人は、なんらかの理由でβ細胞が破壊されてしまい、インスリンを分泌できなかったり、その分泌量が極めて少なかったりします。このため、ブドウ糖の処理ができず、血液中に溢れてしまうのです。

http://www.skincare-univ.com/article/010466/

http://www.skincare-univ.com/article/010466/
 

コメントを残すにはログインしてください。