老化の原因は、活性酸素だった!?

見出し 活性酸素が身体の機能を衰えさせる

 

老化とは一般的に「歳をとるにつれて身体の機能が衰えること」とされている。この原因について 最近、「活性酸素によって身体の細胞や組織が酸化して変質し、機能が衰える」のではないかという『活性酸素説』が注目されるようになってきた。
この説を最初に主張したのはアメリカの研究者。彼らの研究で、活性酸素が体内に次のような影響を与えることがわかったのだ。
その1遺伝子(DNA)を形成する核酸を酸化させて変質させ、がん細胞などを発生させる
その2細胞膜に含まれる不飽和脂肪酸を酸化させて、過酸化脂質を作り、細胞や組織を破壊する
その3老化色素と言われるリボフスチンを作り、細胞の動きを止める

 

 

見出し 老化現象と活性酸素

 

 

老化現象としては具体的に、運動機能や内臓の機能の低下、物忘れ、眼の白内障、皮膚のしわなど、病気とまではいかない衰えのほか、血管が衰えて動脈硬化などにかかりやすくなるといったことがあ げられる。最近では、こういった現象に活性酸素が深く関わっていることが分かってきている。
 

 

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