老化を早める原因

老化を早める原因
老化の原因

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実は、自分自身が老化を早めてしまっている!?

老化するのは自然の摂理ですが、老化の速度は人によって異なります。
遺伝子による個体差もありますが、「老化を早める生活をしていること」または、「老化を早める生活をしているのにエイジングケアしないこと」が最も大きく差が出る理由と言えるのではないでしょうか?
老化を早めると言うことは、自分自身の身体が実年齢より高齢化すると言うことです。
シミ、シワ、たるみなどが目立ち、肌年齢高齢化しているならば、心臓や肝臓、脳など全ての臓器も実年齢より高齢化し、予期せぬ大病発症する確率が高くなります。
老化を早める要因は、過酸化脂質、食品添加物、飲酒、喫煙、ストレス、激しい運動、細菌、ウィルス、カビ、紫外線、酸性雨、残留農薬、排気ガス、ダイオキシンなど多岐にわたりますが、これらがどのように影響して老化を早めるのかを知らなければ、知らずに自分で老化を早めることをしているかもしれません。
また、知っていてもエイジングケアしなければ、自分自身で老化を早めてしまっているのと変わりはありません。
お肌のケアをしたいなら、スキンケアだけではダメ!
老化の原因を理解して、正しいエイジングケアを始めましょう。

“酸化”による老化の加速

“酸化”とは、過剰な活性酸素によって細胞組織が錆付いてしまうことです。
鉄が錆びるのと同じ原理で、私たちの細胞組織酸化します。例えば、皮をむいたリンゴをそのまま放置すると変色するのは、リンゴの細胞が酸化したからなのです。私たちの身体は、生命維持に必要なエネルギーを得るため、ミトコンドリアで絶えず酸素を消費しています。その酸素の一部が代謝過程において、活性酸素に…
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“糖化”による老化の加速

“糖化”とは、過剰な糖分が、コラーゲンと結合して変質してしまうことです。
コラーゲンは、細胞と細胞をつなぐ接着剤の役割をしている大切なタンパク質のことで、骨、血管、肌、脳など全身のいたる所に存在します。コラーゲンが糖化すると、最終的に“AGE(Advanced Glycation End-product):終末糖化産物または、終末糖化合物”と呼ばれる物質に変質し、血管など…
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老化の原因「糖化」を防止しよう

http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/139.html
Vol.139 老化の原因「糖化」を防止しよう
今、老化を促進する要因として注目されている「糖化」。活性酸素による酸化が「体のサビ」と言われるのに対して、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれています。糖化は、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びついて、細胞などを劣化させる現象。
これが進むと肌のシワやくすみ、シミなどとなって現れます。それだけでなく、糖化によってつくられるAGE(糖化最終生成物)は内臓をはじめとする体内組織に作用して、多くの病気の原因となることが知られています。
さらには動脈硬化白内障、アルツハイマーとの関連も指摘されているのです。ではどうすれば糖化を防ぐことができるのでしょうか。そのために糖化のメカニズムを知り、防止する方法を紹介します。

「老化」や「病気」の原因はこれだった!――毎日の生活に潜む糖化のメカニズム

 
糖化とは、たんぱく質や脂質が糖と結びつくことです。血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や脂質と結びついて変性させ、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出してしまいます。糖化は、発見した人の名前を取ってメイラード反応とも呼ばれます。
実はホットケーキを作るときに、こんがりと焼けて褐色になっていくのも糖化の一例。ホットケーキに含まれる「砂糖」が、卵や牛乳などの「たんぱく質」と結びついて変性しているのです。
カラメルやクッキーでも同じ現象が起きています。食物の場合の糖化は、こんがりといい香りがする反応ですが、同じことが人間の体内で起きると、とんでもない現象を引き起こしてしまいます。
糖化によって肌のハリを保つコラーゲン繊維が破壊されると、肌は弾力を失ってしまいます。また、糖化によって生み出された老廃物が皮膚の細胞に沈着すると、シミやくすみとなって肌の透明感が失われます。髪のたんぱく質が糖化すると、髪のハリやツヤがなくなってしまうのです。
ホットケーキやクッキーの表面でわかるとおり、糖化によって生まれるAGEは褐色で硬いのが特徴ですが、AGEが肌や髪に影響を与えると、年齢よりさらに老けた印象となってしまうのです。
糖化が血管や内臓に影響を与えると、もっと深刻です。血管の組織が糖化によってもろくなると血管壁に炎症が起こりやすくなってしまい、動脈硬化となるリスクが高まります。当然動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの心配が出てきてしまうのです。
また、腎臓は体内を巡って老廃物を含んだ血液をろ過して尿を作ります。ろ過する膜はたんぱく質でできていますから、これが糖化してフィルター本来の働きを失ってしまうと腎機能が低下してしまいます。
すると血液中のたんぱく質が尿に漏れ出すことで、尿たんぱくの症状が出てしまいます。さらに骨では骨粗鬆症、目ではドライアイや白内障、網膜症なども、糖化が引き起こしていると言われています。
糖化は、アルツハイマー病との関連も指摘されています。健常な高齢者の脳と比べて、アルツハイマー病患者の脳には約3倍のAGEが蓄積されていたという報告もあります。また、糖尿病患者は腎臓や目の細い血管がAGEによってもろくなってしまうため、合併症になる危険性が高まってしまいます。
このように、糖化は「老化」と「病気」の大きな原因となってしまうのです。

「どんな人が」「どんな場合に」糖化を起こしやすいか

 
体にAGEができやすいのは食後1時間。これは食後30分から1時間で血糖値が上がるため、その時に糖化が起こってしまうからです。一般的な健康診断で測定されるのは、空腹時血糖値とヘモグロビンA1cです。しかしこの2つが正常値であっても、食後の血糖値が150や200を超えている場合は糖化が進んでしまいます。つまり糖化を防ぐには、食後の血糖値が問題なのです。
普段から食後血糖値を測るのは無理、と考える人も多いでしょう。でも、血糖値を測らずに推測できる兆しはあります。それは、食後2時間程度で空腹感を覚えて、その1~2時間後に空腹感が収まったりしたことがないかどうかです。
食後30分から1時間で血糖値が上がるので、インスリンが分泌されます。インスリンの作用で血糖値が下がるため、一時的に低血糖に陥り空腹感を感じてしまうのです。ちなみにその時の血糖エネルギーは、インスリンによって脂肪に変えられます。血糖エネルギーが皮下脂肪や肝臓にたまる内臓脂肪として蓄積されていくのです。
そのため「食べ放題」が好きな人、「大盛り無料」に魅かれる人は要注意。外食では小ライスを注文する、甘いものやジュースを控えるなどを心がけましょう。よく噛んでゆっくり食べることも重要です。
例えば学生時代にスポーツをやっていて、社会人になってスポーツをやめても食事の量が減っていない、という場合は食生活を改善しましょう。高い代謝能力のある若いうちはAGEを排出することができますが、年齢とともに代謝能力が落ちるとAGEが体内に蓄積されてしまうからです。
メタボリックシンドロームの場合は、いっそう気をつけなければいけません。メタボリックシンドロームということは普段から血糖値が高いため、糖化反応も強くなってしまいます。するとAGEが大量に作り出されてしまいます。それによって代謝されないAGEが体内に蓄積され続けてしまうからです。
もちろん同じ理由で糖尿病の人も糖化が起こりやすいだけでなく、そのスピードが上昇してしまいます。糖化が進行すると糖尿病合併症になる危険性が高まるため、より注意が必要なのです。

糖化を抑制するための食事

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