身体のPHバランスを唾液で調べるシンプルな健康チェック方法

身体のPHバランスを唾液で調べる
シンプルな健康チェック方法
について紹介します。
恐ろしいほど簡単かつ強力な
健康のチェック方法を紹介します。
健康になりたければ、
身体の『pHバランス』を調べてみて下さい。
身体のPHバランスを調べる方法というのが
最もシンプルな健康チェック法となります。
「え、pHバランスってなんですか?
確か中学校の時習った記憶が・・」
という人も多いと思うのですが、
人体にとってpHバランスというのは
極めて重要なのです。
高額な健康診断を受けるよりも、
簡単で安価で速攻で
身体の健康レベルを調べる事が出来ます。

唾液のpHバランスで分かる健康状態

モーター博士と言う人が、
健康レベルの測定法について、
ここ百年で最も偉大な発見をしました。
彼の発見はノーベル賞に値するほどの
発見でありながら、医薬業界の利益には
貢献しないので社会的には抹殺されています。
そのモーター博士の発見と言うのは、
「人体の体のpHバランスが酸性のとき
癌や糖尿病、多発性硬化症などが進行し、

アルカリ性であれば、癌のような病気は
体内に存在出来ない」

…と言うものです。
簡単に言ってしまえば、
身体が酸性のとき病気になり
アルカリ性では病気にならない事です。
人体とはこのようにシンプルなのです。

pHバランスとは何か?

ここでもう少し具体的に見てみましょう。
そもそもpHとは、水素イオンの濃度のことを指します。
酸性とアルカリ性の度合いをpH0〜14の数字で表し、
pH7=中性として、
それより小さい(6、5、4、…)と酸性、
大きい(8、9、10、…)とアルカリ性となります。
実際には酸性が悪でアルカリが善
と言う極端な話でなく、
アルカリに偏りすぎても
身体は健康ではありません。
体内のpHバランスについて
理想とされているのが、
弱アルカリ性pH7.3~7.4です。
つまり、手っ取り早く、確実に
病気になる可能性を調べる方法は、
身体のPHバランスを調べれば良いのです。

アルカリ化させるのが自然療法の知恵

身体を酸性に傾ける原因が
体内毒素、ストレス、運動不足、栄養バランスの崩れ、
電磁波、ネガティブ思考、疲労、睡眠不足など
そして身体をアルカリ性に傾けるのが
ハーブ、緑黄色野菜、適度な運動、
リラックス、ポジティブ思考、休息などです。
つまり、現代社会は酸性に傾ける
要因が多く、
自然療法というのはそれを
アルカリに戻そうとする働きとも言えます。
そしてそのpHバランスは
簡単に調べる事が出来るのです。
PHバランスを調べる事に
どれだけの意味があると思いますか?
通常、病が発症するまでの間は長い時間がかかります。
でも、定期的にPHバランスを調べておいて
その都度対応しておけば、
病気が本格的に悪化する時間が与えられないのです。
最もシンプルな方法で病を避けることが出来るのです。
pHバランスを調べるのは、
尿や唾液を使った検査方法がたくさん存在します。
まだ調べたことがない人は
ぜひ一度チェックすることをおススメします。
 

体内のpH(ペーハー)測定

臨床栄養士のひとり言
人間の体内環境を整え、その年齢にふさわしい最適なバランスを保つために重要なプロセスの1つは、食物の中から人間の細胞の営みに必要な栄養素を正しく吸収するための、消化分解のプロセスで、ここには胃酸の酸度が深くかかわってきます。
だ液、血液、尿のpH検査では、各検査材料がアルカリ性であるか、酸性であるかを分析することで、水素イオン濃度(電位)を確認します。対数で定量化されたpHの値は、体内の水素イオン濃度を反映しており、0(水素イオンが飽和状態にあることを意味する)から、14(水素イオンが全くない状態)までの値で表現されます。
pH測定結果が0から6.99の間にあるときは酸性であることを意味しており、7.01から14までの間にあるときは、アルカリ性であることを意味しています。もし、pH測定結果がちょうど7.00である場合には、中性であることを意味します。
体液のpH値が上昇している場合には、体内水素イオン濃度は減少していると考えられ、逆に、pH値が低下している場合には、体内水素イオン濃度は増加していると考えられます。
正確かつ精密に測定された体液のpH値は、その時の体内環境を正確に理解するためには重要な要因であると同じに、その後、最高の健康状態を作り出すうえで重要な指針になります。事実、ホルモン受容体部位、酵素反応速度、及び、ミトコンドリアの機能がpH値に依存しており、単に酸性-アルカリ性の指標としてpH値を考えるのではなく、正しく理解することによって、体内環境を正しく把握でき、改善のための効果的な方法を提供するための非常に重要な指標であるということです。
このブログを読んだら皆さんもpH試験紙を購入して自分の体内環境を自宅で定期的にチェックしてみるといいですね。インターネット通販のサイトでpH試験紙は購入できますので常備しておくといいですよ。

尿の検査

尿の検査尿・便の検査

検査名称

尿たんぱく、尿糖、尿ウロビリノーゲン定性、ビリルビン定性、pH、尿潜血反応、尿中ケトン体、尿沈査、尿量、尿比重

基準値

尿たんぱく(たんぱく定性) 陰性(-)、偽陽性(+-)
尿糖(糖定性) 陰性(-)、偽陽性(+-)
尿ウロビリノーゲンく定性) 弱陽性(+)、偽陽性(+-)
尿ビリルビンく定性) 陰性(-)
尿pH(ペーハー) pH4.8~7.5
尿潜血反応 陰性(-)
尿中ケトン体(定性) 陰性(-)
尿沈査(赤血球) 1視野に1個~3個以内、(白血球) 1視野に1~3個以内、(上皮細胞) 1視野に1~3個以内
尿量 500~2000mℓ(1日)
尿比重 1.010~1.025

どんな検査?

血液によって腎臓に運ばれた体の中にある不要物は、余分な水分といっしょに尿として排泄されます。こうして老廃物を処理するとともに、全身の血液や体液の成分を一定に保っているのです。腎臓や体のどこかに異常があると、尿の成分や性質、量などに影響が出ます。体の異常を知らせるサインを調べるのが尿検査です。

検査で何がわかる?

尿たんぱく(たんぱく定性)

血液中に含まれる栄養分は、腎臓の糸球体(しきゅうたい)でろ過されてから、尿細管(にょうさいかん)でからだに必要なものが再吸収されて血液に戻り、不要なものだけが尿中に捨てられます。たんぱくはからだに必要なものなので、健康な人では尿にはほとんど出てきません。一定量を超えるたんぱくが尿にもれ出ている場合を「たんぱく尿」といい、腎臓や尿路(にょうろ)系に異常があると考えます。
尿たんぱくの検査は、試験紙や試薬を使って調べる定性検査、1㎗の尿の中に含まれるたんぱく量を調べる定量検査があります。検診で最初に調べる場合は、簡単に調べられる定性検査を行います。
定性検査の結果が、陰性(-)、偽陽性(+-)なら正常です。陽性(+)は異常値と考えて再検査を行います。ただし、腎臓や尿路系にとくに異常がなくても、発熱時や立ちっぱなしでいるとき、運動のあと、精神的ショックや疲れなどで一時的に陽性になることがあります。
再検査をしても異常値が出る場合は、腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症(じんこうかしょう)、糖尿病、膠原病(こうげんびょう)などが疑われます。

尿糖(糖定性)

尿糖とは、尿に含まれるブドウ糖のことです。血液中には常に一定のブドウ糖(血糖)が含まれていますが、血液中のブドウ糖が多くなりすぎると、糖が尿の中にもれ出てきます。健康な人であれば糖はほとんど尿中にはもれ出すことはありません。
糖検査は、糖尿病のスクリーニング(ふるい分け)検査として利用されています。
尿糖検査は、尿の中に糖が出ているかどうかを試験紙で調べる定性検査と、1日の尿中に含まれる糖の量を測定する定量検査があります。ふつうは定性検査を行います。
定性検査の結果が、陰性(-)、偽陽性(+-)なら正常です。陽性(+)~(++)の場合は、異常と考え糖尿病を疑って、再検査を行います。ただし、尿糖の検査結果が陰性であっても、糖尿病ではないとは限りません。糖尿病をみつけるには、尿糖よりも空腹時血糖値ヘモグロビンA1Cの値がスクリーニングとして優先されます。
なお、健康な人でも、甘いものを食べ過ぎたあとや強いストレスを受けた時は、一時的に尿糖が陽性に出ることがあります。また体質的に尿の中に糖が出やすい「腎性尿糖(じんせいにょうとう)」の人もいます。腎性尿糖は病気ではないので心配はいりませんが、将来糖尿病に移行する可能性もあるので、年に1回は検査を受けておくと安心です。妊娠中にも、生理的に尿糖が出やすくなります。

尿ウロビリノーゲン定性

肝臓でつくられる胆汁(たんじゅう)色素であるビリルビンが腸の中で腸内細菌によって変化したものがウロビノーゲンです。ウロビノーゲンの一部は腸壁から吸収されて肝臓にもどり、血液中に入って腎臓から尿とともに排泄されます。しかし、肝臓や胆道(たんどう)系に異常があったり、赤血球が壊れる「溶血(ようけつ)」などで血液中のビリルビンがふえると、尿中に出るウロビノーゲンの量が増加します。
ウロビリノーゲン定性検査は、採取した尿に試験紙を入れてウロビノーゲンが出ているかどうかを調べます。健康な人でもわずかに尿ウロビリノーゲンが出ているため、弱陽性(+)か偽陽性(+-)なら正常です。
試験紙が強く変色する陽性(++)か、変色しない陰性(-)は異常値と考えます。
中等以上の陽性なら、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変などが疑われ、陰性の場合は胆道閉塞を考えます。ほかの肝機能検査などの結果とあわせて診断し、精密検査を行います。

尿ビリルビン定性

ビリルビンとは、赤血球が肝臓で分解されるときにつくられる胆汁色素のことで、通常は肝臓から胆汁となって腸内に排出され、尿中には出てきません。肝臓や胆道(たんどう)に障害があると、血中にビリルビンがふえて尿中ビリルビンも増加します。
検査では再尿した尿の中に試験紙を入れて、色の変化をみます。
検査結果が陰性(-)であれば正常です。弱陽性(+)、偽陽性(+-)の場合は、体質的黄疸(おうだん)などが疑われます。陽性(++)では、肝炎(かんえん)、肝硬変(かんこうへん)、肝がん、胆道疾患などが疑われます。

尿pH(ペーハー)

健康な人の尿は弱酸性です。この検査では、尿の酸性度をみてからだの異常をチェックします。
基準値はpH4.8~7.5です。pH7.6以上だとアルカリ性です。アルカリ性の場合は、尿路感染症(にょうろかんせんしょう)や腎疾患などが疑われます。
一方pH4.7以下だと酸性です。酸性の場合は、糖尿病、呼吸性・代謝性のアシドーシス、発熱、アルコール中毒などが疑われます。

尿潜血(にょうせんけつ)反応

尿の中に赤血球が混じっているかどうかを調べて、腎臓や尿路(にょうろ)(尿管、膀胱などの尿の通り道)に異常がないかをチェックします。尿中に大量の赤血球が混じると、目でみてわかるほど赤い血尿になりますが、量が少ないとみた目にもわかりません。目に見えて赤くなくても尿に赤血球が混じっていることを医学的には血尿(けつにょう)といいます。血尿は、腎臓や尿路のどこかに出血が起こっていることを示しています。
検査は、採尿した尿に試験紙を入れて、色の変化をみます。
結果が陰性(-)なら正常です。
陽性(+)を示す場合は、膀胱炎、腎臓や尿管(にょうかん)の結石(けっせき)などが疑われます。なお、女性の場合月経血が尿に混入すると、尿潜血反応が陽性に出てしまいます。外陰炎(がいいんえん)や腟炎(ちつえん)、閉経後の萎縮性(いしゅくせい)腟炎でも陽性になります。陽性の場合は再検査を行います。腎機能や尿路が正常な尿潜血であれば、その後しばらくして再検査を行うと陰性になります。

尿中ケトン体(定性)

体内でエネルギー源としての糖が足りなくなったときに、その代わりに脂肪が分解されて生じる老廃物がケトン体です。尿中に検出されるケトン体を尿ケトン体といいます。糖尿病や食事がとれないとき、ダイエット中などに、尿ケトン体がふえます。尿ケトン体がふえると、尿は甘酸っぱいにおいがします。
検査結果が陰性(-)の場合は正常です。偽陽性(+-)、陽性(+)の場合は異常です。糖尿病の高血糖状態や飢餓状態などの疑いがあります。なお、下痢やおう吐、脱水時、妊娠中のつわりでも陽性を示します。

尿沈査(ちんさ)(赤血球、白血球、上皮(じょうひ)細胞)

尿を遠心分離器にかけて、その沈殿物を顕微鏡で観察して調べるのが尿沈査です。赤血球、白血球、上皮細胞をみていきます。
腎臓や尿路(にょうろ)の病気の診断に重要な検査です。また全身のいろいろな病気の手がかりを得ることができます。尿たんぱくや尿潜血(せんけつ)検査で、異常が出たときにも行います。
異常の場合は、赤血球、白血球、上皮細胞が多量にみられます。異常が見られる場合は、腎盂腎炎(じんうじんえん)、膀胱炎、糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)、ネフローゼ症候群、結石(けっせき)、がんなどの病気が疑われます。そのほか全身の感染症や痛風(つうふう)でも多くみられることがあります。異常が出たら再検査をします。

尿量

1日の尿量が100mℓ以下を無尿、400mℓ以下を乏尿といいます。2500mℓ以上は多尿といい、いずれもなんらかの異常が起きていると考えられます。
尿量が少ない無尿や乏尿は、腎臓の機能が著しく低下した状態を示します。急性腎不全(きゅうせいじんふぜん)、慢性腎不全(まんせいじんふぜん)、ネフローゼ症候群などが疑われます。また、がんや結石で尿管がふさがれて無尿になることもあります。全身の脱水症状を起こしている場合も尿量が低下します。
多尿の場合は、急性腎不全の回復期や糖尿病のときに起こります。尿量を調節するホルモンの分泌異常が原因の尿崩症(にょうほうしょう)でも起こります。また、心因性多尿もあります。
コーヒーやアルコールを飲んだあとは、利尿作用によって尿量が増えます。逆に運動をしたり大量の汗をかくと尿量は減りますが、これらは一過性のもの、異常ではありません。

尿比重

尿には、体内で不要になったさまざまな成分(老廃物)が溶け込んでいるので、水より比重は高くなっています。
腎臓になんらかの問題があると、尿が非常に濃くなったり薄くなったりします。この比重を測って腎臓の異常の有無を調べることができます。
尿比重が高い値の場合、糖やタンパクが漏れ出していると考えられます。疑われる病気は、糖尿病、心不全、ネフローゼ症候群などです。
尿比重が低い値の場合、腎臓の尿濃縮力が低下する慢性腎炎や尿崩症が疑われます。水分の過剰摂取や利尿剤の服用でも値が下がることがあります。