糖尿病は改善できるのか?  日向当帰

高血糖を改善する微量栄養素

糖尿病になりやすい人は次の3つの特徴があります。
1.家でゴロゴロしている人→運動不足。
2.朝食べず夜ドカ食い→食事習慣。
3.若いときのズボンがキツクなった→肥満。5kg以上増えると内蔵脂肪が増えている。
上の3つ以外では、①家族に糖尿病の人がいる、②妊娠糖尿病、③糖尿病予備軍の人が糖尿病になりやすいです。

 
そこで、「運動」、「食事」に加えて、ヒュウガトウキ(日本山人参)という薬草を服用すれば、糖尿病は劇的に改善します。
 
医学博士 水野修一先生は自ら関わった糖尿病に関する実施検証事例から、「食事・運動・ヒュウガトウキの”三者連合”は強い」と主張しておられます。
つまり食事・運動・ヒュウガトウキの三者を併用すれば、主治医の予想以上に糖尿病による高血糖状態が改善するというのです。
 
個人的経験からいうと食事療法を単なるカロリー制限でなく、糖質をなるべく減らす食事療法に切り替え、運動療法に筋トレを取り入れれば、より劇的に糖尿病は改善します。
 
それでは、ヒュウガトウキ研究の第一人者である水野修一博士の書籍「ヒュウガトウキのすべて」より、「食事・運動・ヒュウガトウキの”三者連合”は強い」の記事について案内いたします。

糖尿病の患者さんがヒュウガトウキを飲用するケースは珍しいことではありません。その体験談を聞いたり、アンケート調査の結果を読んでみますと、主治医の予想以上に糖尿病による高血糖状態が改善したという例が多く見られます。
もちろんその場合、食事療法をしっかり守ることが条件であることは、改めていうまでもありません。
また、このようにヒュウガトウキと食事療法の併用で高血糖状態が改善されるのは、インシュリン非依存性の2型糖尿病の患者さんに限られますが、実際に臨床の現場で診ていますと、わが国の場合の糖尿病患者さんの9割は、この2型糖尿病です。
Ⅱ型糖尿病の患者さんは肥満体の人が多く、かつ、過食過飲の傾向がありますから、カロリー制限をして体重が減少すれば、高血糖状態がある程度改善するのも事実です。
そこでさらにヒュウガトウキを併用すれば、血糖コントロールが速やかに、かつ完全にうまくいくことが多いと考えられるのです。
では、なぜそうなのでしょうか。
2型糖尿病の原因としては糖尿病体質の遺伝ということも指摘されており、実際に両親を含めた親族に糖尿病患者のいる人が糖尿病になりやすいのは事実です。
しかし、ただ遺伝というだけでなく、本人の過食や過飲、その結果としての肥満という条件が重なって糖尿病状態へ移行すると考えられているのです。
そしてひとたび糖尿病状態になると、相対的なインシュリン不足と、そのための末梢組織でのインシュリンの利用障害が起こるとされています。
ですから食事療法すなわちカロリー制限と、その結果としての肥満の解消によって、相対的なインシュリン不足が解消していけば、高血糖状態も改善いはじめることになります。
そこへヒュウガトウキが助っ人に入るわけです。
ヒュウガトウキには末梢神経でのインシュリンの作用効果を高める働きがありますから、2型糖尿病患者さんは、食事療法と運動療法に加えてヒュウガトウキを併用すれば、結果として医者も驚くほどの血糖コントロールが可能になるということなのです。

詳しくは、
健康茶日本山人参の効果・効能とは?」
の記事をご覧ください。
 

糖尿病に効果的な微量栄養素とは?

すい臓微量栄養素とは、ビタミンやミネラルのことです。
ごく微量でも生体システムの維持には欠かせません。自己治癒能力を向上させ、細胞レベルで体を元気にしてくれます。
 
不足すると糖のエネルギー化がうまくいかず、すい臓のベータ細胞が萎縮してインスリンの出が悪くなります。
筋肉細胞などの受容体も異常を起こし、インスリン抵抗性の原因になります。
またミネラル類はそれ自体がベータ細胞にインスリンの分泌を促したり、インスリン抵抗性を防ぐ働きがあると考えられています。
とくに、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、カルシウムのバランスが大切です。
自己治癒能力の維持や遺伝子情報の正常な伝達を維持してくれるからです。
 

糖尿病と微量栄養素

糖尿病に効果的な微量栄養素を列挙してみました。

  • ビタミンA~野菜の色素カロチノイドで糖尿病を予防します。カロチノイドは私たちの体内に入るとビタミンAになります。強い抗酸化力があり、活性酸素の害を軽減してくれます。
  • ビタミンB群~多彩な顔を持つエネルギー源で、B1は糖質の燃焼(エネルギー化)に触媒としてひと役買っています。不足するととくに筋肉の運動量がガクンと落ちます。だから糖尿病対策としても欠かせません。
    ニコチン酸(ナイアシン)~神経のビタミンと言われ、インスリンの製造も推進してくれます。
  • カリウム~糖尿病になるとカリウムが不足することが確認されています。糖尿病の予防や治療にはカリウムの補充が必要です。
  • マグネシウム~マグネシウムはインスリン受容体の感受性を良くすると考えられています。実際、動物実験では「マグネシウムの摂取量が少ないと血中のインスリン濃度が減り、糖尿病になりやすい」という結果が出ています。
  • 亜鉛~インスリンの生成にもかかわっていると言われています。
  • クロム~インスリンの働きをよくして糖尿病を予防するとされています。

ヒュウガトウキに含まれる微量栄養素

ヒュウガトウキ(日本山人参)は微量栄養素たっぷりの薬草です。
そこで上の糖尿病と直接関係のある微量栄養素(標準100gあたり)について調べてみました。(「ヒュウガトウキの成分詳細より)

  • ビタミンA~αーカロテン14mg、βーカロテン3000mg、クリプトキサンチン43mg
  • ビタミンB1~0.03mg、ナイアシン4.4mg
  • カリウム~2500mg
  • マグネシウム~130mg
  • 亜鉛~3.0mg
  • その他~ナトリウム、カルシウム、リン、鉄、銅、ビタミンE、ビタミンk、ビタミンB2、B6、B12、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、セレン、コエンザイムQ10、ヒドロキシプロリンなど

いずれにしても糖尿病になると直接糖尿病に関わっている微量栄養素だけでなく、間接に関わっている微量栄養素も不足してきます。糖尿病の予防や治療には微量栄養素の十分な補給が欠かせません。
日本山人参(ヒュウガトウキ)には、カリウム(2500mg)、マグネシウム(130mg)、ナトリウム(2mg)、カルシウム(1900mg)もバランスよく含まれていますので、微量栄養素という点からも申し分ないのです。
 
出典:日本山人参情報センター
 

糖尿病と菊芋 体験談

菊芋の粉末で血糖値と血圧が安定。(71才・男性)

夫婦でキクイモを摂取、手放せない存在となりました。

私は、20年くらい前からいわゆる「糖尿病予備軍」で、血糖値は常に高めでした。
また、家系的に血圧も高く、若い頃は上が170ミリ、中高年になっても150ミリ前後を行ったり来たり。
お酒をやめれば、どちらも安定することはわかっているものの、それができないまま日々を過ごしていました。
そんなとき、耳にしたのが「キクイモで血糖値が下がる」という話です。
長年農業に携わり、自宅にも畑があるので、さっそく種イモを取り寄せ、栽培を始めてみました。
ところが菊芋は、手がかからず育つのに、収穫後に放置しておくとすぐに腐ってしまうのです。
生のままサラダにしたり、カレーに入れたりと毎日使っても、大量に穫れた菊芋のほとんどがダメになってしまいます。
おまけに、収穫時期も限られているため、「一年を通して食べられない」という問題点にぶつかってしまい、そこから独自に研究と工夫を重ねることになりました。
そうしてたどりついたのが、「天日干し」で菊芋の乾燥チップスを作ることでした。
その頃から、自身の血糖値の改善も本格的に意識するようになり、毎朝自分で数値を測定するようになりました。
キクイモを生のまま、35度の焼酎に入れて半年間寝かせたものを飲んだり、チップスをお茶にして飲んだりしているうちに、血糖値は徐々に下がり始めました。
2012年の秋に菊芋の粉末を作り、お茶やお酒に入れて飲み始めると、血糖値はさらに下がり、朝食前の測定で100mg/dlを切ることも多くなりました。
同時に血圧も安定して、現在は120/60ミリをキープしています。
妻も、手足の冷えや足のしびれが改善したようで、夫婦そろって菊芋が手放せなくなっています。

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