昔はひもじかったから:日本人はなぜ糖尿病になりやすい?

http://www.hatchobori.jp/blog/2015/03/71-94755.html
あんたらのご先祖様は今みたいな贅沢なご飯は食べてなかったんだよ!

農耕生活は不安定なんだから
いつ来るかわからない凶作や飢餓に備えて つつましいご飯を食べていたんだ
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なのに何だよ ちょっと生活が豊かになったからって
西洋人のまねっこで脂質や糖分の多い食事ばっかりして

そんなことするから食後の血糖が上がって 
昔に比べて俺たちの仕事の量が急に増えちまった
でも昔からの習慣は そんなに急には変えられないよ
ヒトには分相応ってものがあるんだ
そんなにお尻をひっぱたかれたって
都合よくたくさんインスリンを作ることなんかできないんだよ!

と 悲鳴を上げているのが 膵臓のβ細胞さん
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お気の毒ですねぇ、、、
アメリカ糖尿病学会は昨年発表した治療ガイドラインで
アジア系アメリカ人は白人に比べて
肥満度がそれほどひどくなくても糖尿病になることが多いので
BMIが25以上でなく23でも糖尿病の精密検査を行うべきだ と発表しました
この勧告が示しているように
日本人やアジア人は白人に比べると糖尿病になりやすい
しかも 白人のような極端ではない軽度の肥満でも発病してしまう


これは 飽食の生活を謳歌する日本人にとってかなり気になる事実です
実際に糖尿病になる日本人の数は急増中です
どうしてこんなことになったのでしょう?
糖尿病は血中の糖分が高くなりすぎるため 色々な不具合が起きてくる病気です
普通は血中の糖分は 膵臓のβ細胞が分泌するインスリンにより
筋肉や肝臓に取り込まれて有効に利用されます
 

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