糖尿病から足裏のタコ、魚の目ができ右足の小指切断

わたしは、足の壊疽から糖尿病が見つかった。

あるひ風呂上りに足をみると、両足の指、爪の生え際から血があふれ出ている

のを見つけ、病院に駆け付けた。右足の小指の橋が垂れ下がり・・・

痛くはないので、なんだろうと。

病院ではタコとかいっていたが、魚の目ではないのか?

車のジャガーの右ペダルがやや硬く、10年も15年も、歩かずに車だけで移動している

と・・・たぶんこれが原因だろうと思う。

すでに出来立て板魚の目から白癬菌がはいり可能、高血糖のため自力では治せなく

化膿し、壊疽となったんだろうと思う。

右足がやられると、左足も数年以内に壊疽が起こりうるとお医者は言っていたが

2年して予想どうろ左足の同じとこのできたが、葉山に処理できました。

 

eo健康 からですが~

https://eonet.jp/health/healthcare/health75.html

魚の目、タコとは?

人間の皮膚は、表皮、真皮、皮下組織という3つの層からできていて、皮膚のもっとも表面には角質層があります。角質層は人間の体から水分が失われないようにするほか、刺激や外部の菌から体を守る働きがあり、その厚さは体の部位によってさまざまです。足の裏は全身の体重を支え歩くことで、大きな刺激が加わることから、角質層も特に分厚くなっています。この角質層が部分的に刺激を受けると、さらに守ろうとしてより分厚くなり、魚の目やタコになってしまいます。

(図)魚の目、タコとは?

魚の目とタコのでき方はほとんど同じですが、魚の目には芯があることが大きく異なります。
魚の目はおもに大人の足の裏や足指にできる病変のことで、中心が魚の目のように丸く見えることから”魚の目”と呼ばれています。部分的に刺激を受け続けるためにできますが、その刺激が一点に集中すると、角質が円すい状の芯のようになって、真皮のほうに突き刺さるように伸びていきます。この円すい状の芯が神経を圧迫するため、魚の目は歩くたびに痛みが起こります。
一方、タコには芯がありません。芯がないため痛みはないことが多く、角質はより分厚く硬くなっていることから、逆に外部からの刺激を感じにくい状態です。タコは足だけでなく、“ペンダコ”のように、足以外の体の部分にもでき、厚く硬く盛り上がって黄色っぽい色をしています。

魚の目、タコができる原因

魚の目、タコができる原因として以下のような理由が考えられます。

①サイズの合わない靴を履いている

自分の足のサイズに合わない靴は、魚の目・タコの大きな発生原因になります。
たとえば、小さめの靴をはくと足の指先が靴にあたったり、指先が曲がった状態で固定されてしまったり、幅が狭いと指が両側から圧迫され続けます。また、大きめの靴では、歩くたびに靴の中で足が滑ってしまうため、その都度、指先が圧迫されることになります。さらに、サイズの合わない靴では、歩き方も不自然になりますから、足裏の特定の部分だけに刺激が加わってしまい、魚の目やタコができてしまいます。

②開張足(かいちょうそく)になっている

健康な足の場合、親指の付け根から小指の付け根までがゆるやかに盛り上がり、横アーチが形成されていますが、運動不足によって筋力が低下したり、体重の増加によって足に負担がかかったりすると、横アーチを支える筋肉が衰えて、開張足とよばれる状態になってしまいます。
開張足では、前に体重がかかりやすく、すれやすくなるため、魚の目・タコができやすくなります。

③ハイヒールを毎日のように長時間履いている

ハイヒールを履いている状態では、足裏全体で体重を支えることができず、つま先が圧迫されがちです。特につま先が細くなったデザインの靴では、指同士が圧迫され摩擦が起き、魚の目やタコの原因になります。

④歩き方にクセがある

たとえば、ひざが悪くそれをカバーするように歩いている場合、足裏の特定の場所ばかりに負担がかかるようになり、魚の目やタコができることがあります。足に怪我などがなくても、歩き方に独特のクセがあり、そのクセによって足裏のどこかに負担がかかる場合もあります。

⑤足が冷えている

足が冷えていると、冷えていない人に比べ、靴の圧迫などの刺激をより強く感じるため、魚の目やタコができやすくなります。歩いているときも常に足の冷えを感じるような、ガンコな冷えを持っている人は要注意です。

⑥糖尿病

糖尿病は、インスリンが血中のブドウ糖の量をコントロールできなくなり血糖値が高くなった状態のことで、さまざまな合併症を引き起こします。その一つが神経障害で、ひどくなると手足の感覚が鈍くなります。そのためサイズの合わない小さな靴を履いても違和感を感じず、魚の目やタコができやすくなることに。さらに痛みを感じないために放置してしまうことも多く、その結果、傷口が化膿し、最悪の場合、壊疽(えそ)となり、足を切断しなければならないこともあります。糖尿病を患っている場合は、定期的に足裏のチェックをすることも大切です。

魚の目・タコの予防と治療法

セルフケア

  • サイズの合う靴、ヒールの無い靴に替える
    小さな魚の目やタコなら、サイズの合う靴に替えるだけで、治る場合もあります。自分の足に合う靴をアドバイスしてくれるシューフィッターのいるお店などで、相談してみましょう。 また、仕事上ヒールのある靴が必須という場合でも、通勤時はスニーカーにするなど、できるだけハイヒールを履く時間を減らす工夫をしましょう。
  • 歩き方を見直す
    歩きグセを正すことで、症状がよくなることも。自分の歩き方を見たことがある人は少ないですから、友人や家族に歩き方を見てもらって、前後左右バランスよく歩いているかをチェックしてもらいましょう。
  • 市販薬を使う
    魚の目やタコは症状の軽いものであれば、角質をやわらかくする「サリチル酸」入りの市販薬で治すことができます。
    たとえばパッドタイプの市販薬であれば、入浴後に足をよくふいて患部にパッドを貼り、そのまま2~3日貼り続けます。サリチル酸が皮膚に浸透すると、皮膚の色が白くやわらかくなっていきますから、その頃にピンセットなどで痛みを感じない程度に、患部の周囲から削っていきます。入浴後など、皮膚がやわらかくなった状態で行うとやりやすいでしょう。治りにくい場合は再度パッドを貼ってやわらかくしていきます。特に魚の目の場合は、芯を除去しないと治りませんから、芯がとれるまで上記を繰り返します。市販薬にはほかに絆創膏タイプや液体タイプなどがあります。
  • 市販のグッズを使ってケアする
    症状の軽いうちであれば、市販されているタコや魚の目削り専用のヤスリやカッターも効果的です。風呂上りなどの皮膚がやわらかいときに、ヤスリやカッターなどでマメにケアしていきましょう。カミソリなどで無理に削ると、皮膚が傷ついて出血したり、細菌感染を起こすことがありますから避けてください。

セルフケアの注意点

セルフケアでは逆に悪化させてしまうこともあるため、以下の点に注意しましょう。

  • 魚の目ではなく、ウイルス性イボということも
    魚の目に良く似た病変でウイルス性イボがあります。特に子どもの足の裏にできるものは、ウイルス性のイボの場合がほとんどです。これを魚の目と勘違いし、魚の目の市販薬で自分で治そうとすると、逆に悪化させることがあります。どちらかわからない場合は、まず皮膚科を受診するようにしましょう。
  • 糖尿病の人は、まず受診
    糖尿病の合併症である神経障害を起こしている場合、自分でケアするのは危険です。感覚が鈍くなっているため、魚の目やタコを除去する際に健康な皮膚も傷つけてしまう恐れがあります。糖尿病の持病がある人は、自分でケアするのではなく、まず受診するようにしましょう。
  • 根の深い魚の目は皮膚科へ
    魚の目は、円すい状の芯が皮膚の内側に向かって伸びており、根の深いものは自分では取りにくく、たとえ取ったとしても芯が残っていてはすぐに再発してしまいます。さらにカミソリなどを使って自分で削ると、ばい菌が入って、悪化させてしまうことも。痛みがひどく根の深い魚の目は市販薬を使って自分で治すのではなく、専門医に診てもらったほうが確実に治せます。

皮膚科での治療

皮膚科では分厚くなった角質を除去する治療が行われます。
自宅でのケアと同様に、角質をやわらかくするサリチル酸などの薬を、魚の目やタコに数日間貼り続けることで症状を改善させたり、器具を用いて魚の目の芯や分厚い角質を削り取ります。自分で削りとるよりも、確実に除去することができます。
あまりにも痛みがひどく、日常生活も送れないような状態の場合は、手術によって切除する場合がありますが、その後の傷跡が魚の目の痛みよりも強くなることがあることから、あまり行われていません。
また自費診療になりますが、局所麻酔をして炭酸ガスレーザーで切除する方法もあります。
出血がほとんど無く治療することができますが、傷が癒えるまでは1カ月程度かかります。
いずれにせよ、皮膚科で治療をしても、その原因となる靴や歩き方などが改善されない限り、再発するため、根本の原因を見直すことが大切です。