イヌリン 食物繊維 便秘が治ると血圧が下がる

 

 

イヌリン 食物繊維 の糖尿、便秘、腸内フローラ

イヌリンってどんな成分?

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現在人気となっている血糖降下野菜である菊芋に多く含まれている成分がイヌリンです。
イヌリンは多糖類の一種で栄養を蓄える働きがあります。
多糖類とは、糖質の最小単位である単糖が多数結合したものをいいます。
糖尿病を患う人は年々増加傾向にあります。これは長年の傾向で増加傾向に歯止めが利かない状況なのです。
そうなると糖尿病は誰でもかかる病気と安易に考えられがちですが、進行すると足の切断や全身のしびれ、さらには失明などを引き起こすということで、これを聞くと興味を持たざるを得ない人もたくさんいることでしょう。
今回紹介するイヌリンは菊芋やごぼうなどに多く含まれている成分です。

イヌリンの効能は?

イヌリンは糖質です。甘味料として用いられることもあるようですが、難消化性という性質上、体内に吸収されることがないためダイエット食品などにも利用されています。
難消化性、これはよく知られている食物繊維がこれにあたります。
人間はイヌリンを分解する酵素を持っていないので、菊芋やゴボウなどイヌリンを含む食材を摂っても糖分は消化されずに体外へ排出されます。
そのためブドウ糖の生成を抑え、さらにはインシュリンの分泌量を低下させる効能があります。これらの相乗効果によって血糖値の上昇を抑えることができるのです。また、インシュリンの分泌が増えるとそれがどんどん脂肪に蓄えられていきます。それが代謝されなくなると、すなわち肥満ということになります。

インシュリンの分泌量を低下させるイヌリンはそのままダイエットにも効能のある成分と言えるのです。

イヌリンにはどんな効果があるの?

イヌリンはよく知られているでんぷんと同じ糖質です。ところが難消化性という性質上ブドウ糖には変化しないのです。
この性質を利用してイヌリンには次のような効果があります。

糖尿病を予防する効果

血糖値をあげる原因となっているのはブドウ糖ですからブドウ糖に変化しないイヌリンはすなわち血糖値を上げない効果があります。
イヌリンは食物繊維に分類されています。消化酵素で消化されないものが食物繊維なのですが、イヌリンも食物繊維の一つなのです。
ここで大事となってくるのが、イヌリン自体が消化吸収されにくいだけではなく、イヌリンと一緒に食べたものも消化吸収されにくいということです。
このため、結果的に血糖値の上昇を抑制しますので糖尿病を予防する効果があるということになるのです
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