小食の人は若い?小食生活を2か月続けた結果

小食の人は若い?小食生活を2か月続けた結果

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こんにちは。悪あがきマルエです。
前の職場に自分より1つ上なのに20代に見える若い女性がおりました。
その方は夜中まで働くハードワーカー、しかも小さいお子さんを持つお母さん!
肌はきめ細かくきれいで、体型がとてもスリム。出産したとは思えないくらいのスタイル!
すごいなぁ、いいなぁ、若く見える秘訣はなんだろうと思っていましたが、彼女の意外なことが分かりました。

ごはんを食べない。

最初は仕事が忙しすぎて食べる暇がないのかと思っていたのですが、仕事が落ち着いても食事に行かない事に気が付きました。
ダイエット?
節約?
思い切って聞いてみたところ、
「私、昔から1日1食しか食べないんです」
という回答。
3食食べると苦しくなるそうで、朝食以外は食事をとらないそうです。
小腹が空いたらチョコや小さいお菓子を少し食べるだけで満足するとのこと。
 

小食の本を読みまくり

ちょうどその頃から、タモリさんが1日1食だの、ファスティングだの小食や食事回数を減らす本をよく目にするようになりました。
自分なりにまとめると小食や食事回数を減らすことで以下の通りの効果があるようです。
 

・空腹を感じることで、サーチュイン遺伝子(若返り遺伝子)が活性化する
・食後の身体は消化にものすごい体力パワーを使うため、食べない=消化にパワーを使わない=臓器を休ませる事になる。
・臓器が休むので、普段消化作用で手一杯で、手が回りにくい部分の修復ができる
・貯めこまずに老廃物が出やすくなる=デトックス効果がある=肌がきれいになる
・そもそも人間は長年飢餓と闘ってきた生物なので、食の飽和状態に身体が慣れていない
・近年の癌や成人病などの病気は食べ過ぎや添加物の摂りすぎが原因

その頃、朝昼夜ガッツリ+おやつも食べていた私は目から鱗です。
3食しっかり取らないと身体に悪いんだと思っていました。
ならばとチャレンジです。
 

1日2食または3食少なめでスタート

生活のサイクル上、1日2食にまず減らすことに変更。夕ご飯を抜きました。
ゆる~く体に慣らすことからチャレンジ。
2食と言っても、厳密に2食以外は何も口にしないのではなく(絶対挫折するorz)口さびしくなったらナッツをちょっと間食したり、甘酒とココアを混ぜたものを飲んだり、自分なりに極力消化に負担をかけない事を心掛けてみました。
 

思わぬ効果

数日後、様々な変化が。
毎日お腹がスッキリ!食べてないのに!
お腹が凹む!特に下腹が平ら!
ダイエットではなかったけれども、勝手に体重が落ちました。1か月で3.5キロくらい。
特に下腹が引っ込んだのは驚きました。
お腹出てるのは自分のデフォルト仕様だと思っていたのに、食べ物が詰まっていたとは・・・。
おかげで、私は普通に3食食べてれば年がら年中お腹が出る人間だということも分かりました。新たな発見orz
たまに3食ふつうに食べると、でかい下腹が即座に復活します。う~ん、分かりやすい(^_^;)
 

2か月後、実感したメリット

体重が5キロ減った。
寝起きが良くなり体もスッキリ
お腹が鳴らなくなった
お腹が鳴らなくなったのは意外な効果でしかもありがたいです。会議とか試験とか、シーンとしたところでお腹鳴るとめっちゃ恥ずかしいですよね(笑)
 

これはちょっと・・・デメリット?

便秘気味になった(最初はお腹すっきりだったのになぜ!?出すための総量が減ったから?)
バストが減ったorz
若返ったかどうかは分からない
現在も、極力小食を続けています。それとプラスして糖質制限や小麦制限を併用しながら自分の身体にどういう変化が起こるのか、面白がりつつ実行中です。
 

参考になった本

16世紀、医療が現代のように発達していない時代に、102歳まで生きたルイジ・コルナロさん。
大病から奇跡的に復活し、それから小食に目覚め、小食がいかに素晴らしく、食べ過ぎがいかに悪い事かトツトツと語られています。
 

タイトルに惹かれて購入(笑)
こちらも現代人が食べ過ぎであることを警告し、断食(ファスティング)のメリットや効能を力説しています。
個人的にはこのオジサマ好きなんですけど、下ネタちっくな話や過激な主張もあるので、苦手な人もいるようです。

塩が不足すると~

http://gen-en.net/sio-lack.html より~

過度な塩分不足は命にかかわる

「体内でナトリウムが不足すると体で何が起きるのか」

塩のイメージ
体内でナトリウムが不足すると、細胞内や骨に蓄えられているナトリウムが細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)に放出され、塩分濃度を調節しようとします。 また、ナトリウムの排出を抑制するため、血液によって腎臓に運ばれたナトリウムは一度濾過され、その後尿細管で再吸収され、再び細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)に送られます。


「体に現れる症状」

ナトリウムが不足すると体には次のような症状が現れます。

体に現れる症状1 -めまいやふらつきを起こす-

塩分摂取が不足すると、体内の塩分濃度を保つため汗や尿などからのナトリウムの排出を制限します。 同時に体内にあるナトリウム量にあわせて水分を調節するため、体内の水分も少ない状態に保ちます。 体内の水分量が減るということは血液量も少なくなるため、血液による脳への酸素供給が減少してめまいやふらつきが起こります。

体に現れる症状2 -食欲減退・脱力感-

塩分摂取が不足すると、体内塩分濃度の関係から細胞外液(血液やリンパ液、胃液などの消化液)も少なくなります。 消化液が少なくなると当然消化できる食物量も少なくなるため、だんだんと食欲がなくなります。 食事量が減ると栄養摂取量も少なくなるので、体の機能が衰え、体がだるくなり脱力感があります。

体に現れる症状3 -脱水症状や筋肉異常-

スポーツ中や、汗を大量にかく仕事をしているときは、水分と一緒に塩分を多く摂るようにとよく言われます。汗をかくと塩分も一緒に排出され体内の塩分濃度が低くなるので、それを補う必要があります。 汗を大量にかいたとき、水分はよく補給しますが、塩分補給が十分でないと、体内の塩分濃度がさらに低くなります。低い塩分濃度に合わせるために、水分をたくさん排出しようとします。そのため、体内の水分は更に不足し、脱水症状や熱中症などが起こります。
また、運動中は、発汗による水分排出への対応と運動による血流配分の変化から、腎臓の機能が抑制されると言われています。そのため汗を大量にかいても塩分補給が少ないと、ナトリウムは排出される一方ですから、筋肉からもナトリウムが奪われ、体内の塩分濃度はさらに減少します。 この状態がひどくなると、筋肉の伸縮に必要なナトリウムが不足することから、伸縮信号に異常が生じ、意識外で勝手に筋肉が収縮するという症状(けいれん)が起こります。

体に現れる症状4 -精神障害や昏睡状態-

水を大量に飲んで体内の塩分濃度が一気に下がると、神経伝達が正常に働かなくなり、嗜眠(しみん※1)や精神錯乱が起き、さらに症状が進むと昏睡状態になる可能性があります。
※1 睡眠が続き、刺激に対する反応が極度に鈍くなる。強い刺激を与えないと目覚めないという意識障害の一種。

そのほかの塩と体のはなし
塩の働き
人間の体に必要な塩分量
過度な塩分不足は命にかかわる
塩分を摂り過ぎると
ナトリウム量を塩分換算する
塩分を摂り過ぎたらどうする?

糖質制限と玄米菜食の共通点

僕は普段から糖質制限をベースとした「先住民食」の啓蒙を行っています。ちまたでは糖質制限の危険を訴えている人もいるようですが、そういう人はアボリジニーやイヌイット、ピダハンにも同じ主張をしてきてもらいたいですね。迷惑なだけでしょうけど。
糖質制限の考え方とは真っ向から反対の食事法として、玄米菜食があります。この理論は明治時代の陸軍薬剤官である石塚左玄が提唱し始め、桜沢如一や東城百合子らによって広められた食事法です。桜沢や東城が玄米菜食の布教を始めたきっかけはなんだったのでしょう。
実はこの二人が玄米菜食に感化された理由は、全く一緒です。二人とも、若いころに結核となり、死にかけていたところに玄米菜食を知り、実践したことで結核を完治させたという経験を持っています。二人を結核という死病から救った食事法である玄米菜食こそ、石塚左玄の食養論の正しさを証明していると、二
人は考えたのです。
これは恐らく作り話などではなく、本当にあった話でしょう。僕はそう確信しています。玄米菜食でなぜ結核が治ったのか、その理由こそが、玄米菜食と糖質制限の共通点にあるのだと、僕は考えます。
結核という病気は今でこそほとんど聞きませんが、昔は日本でも、そして世界でも猛威を振るっていて、たくさんの人が亡くなっていた病気です。しかし、結核の流行には、共通のパターンがありました。
まず、結核の流行はそれほど昔のものではありません。17~18世紀ごろから日本でも世界でも良くみられるようになった病気であり、その歴史はそれほど古くはありません。それ以前には、結核よりも同族の菌種によって起こる病気である、らい病(ハンセン病)の方がより一般的でした。
結核の流行には特徴があって、都市部の比較的裕福な層で最初みられたのが、だんだんと下層の人々にも広まっていったという経緯があります。一方、地方の庶民には結核の流行は近世までみられないという特徴もありました。
日本では、江戸時代に江戸や大坂などの都市部で脚気と並んで二大死病と呼ばれ、恐れられていました。結核は感染症ですが、地方の農耕民には流行はみられず、地方の三大感染症とは、はしか、天然痘、水痘(みずぼうそう)の三つでした。
結核は近世まで日本でも世界でも猛威を振るっていましたが、先住民族の間でも流行していました。プライス博士の調査旅行でも、現地人の結核の流行が描かれています。しかし、伝統的な生活を営む先住民族には、結核の流行は全くみられませんでした。
アラスカのイヌイットでも、結核の流行を示す記述があります。結核の流行したイヌイットたちが良く食べていたものは、砂糖のたっぷりと入った紅茶と、バノック(イギリスのイーストを使わないパンのような物、バノックを切ったものをスコーンと呼ぶ)でした。
イギリス人が持ち込んだ近代食を食べるようになったイヌイットたちの間で、結核が猛威を振るったのですが、彼らは伝統食を完全に捨てたわけではありませんでした。食事中の摂取比率は低下したものの、彼らはアザラシやカリブー、シロイルカ、ホッキョクイワナなどの動物性食品もまた、相当程度摂取していました。にもかかわらず、1955年にはケープ・スミス島地域に住むイヌイット130人の内約50人が重傷の結核患者に認定され、カナダ南部の病院に送られたという記録が残っています。
さてここで、桜沢や東城に影響を与えた石塚左玄の「通俗食物養生法-一名、化学的食養体心論」をよく読んでみると、重要なことが書かれています。そこには正食の勧めとして玄米菜食の素晴らしさが書かれているのですが、とても重要な事として、砂糖を摂取してはならないとはっきり書かれています。
もうお分かりですね、日本でもヨーロッパでも、結核の流行と砂糖の普及は完全に重なり、砂糖摂取が多い人ほど結核に罹りやすく、また重症化しやすいという傾向がはっきりと表れているのです。単純な話、桜沢も東城も結核が完治したのは砂糖を止めたからであって、玄米菜食とは関係が無いのです。
ここで砂糖とはどういう物質か考えましょう。砂糖とはシュクロースの事であり、ブドウ糖と果糖が結合した二糖類に属します。人間は糖質を吸収する際は、単糖まで分解してから吸収するので、砂糖は50%ブドウ糖と50%果糖となって吸収されます。
一方で米は玄米だろうが白米だろうが、ほとんどの栄養素がデンプンからなっています。デンプンにはアミロースとアミロペクチンというものがありますが、吸収されるときは単糖まで分解され、ほぼ100%ブドウ糖となって吸収されます。
玄米菜食でも相当量のブドウ糖は食事から入ってくることになるのですが、大きな違いは砂糖を一切摂らないために、果糖が全く入ってこなくなることです。糖質制限は糖質そのものを制限しますから、ブドウ糖も果糖もほぼ入ってこなくなります。そして結核が治ったのですから、結核の原因は、果糖だったという事になります。
果糖は結核の原因となるだけでなく、低血糖症やリーキーガットの強力な原因となりますし、砂糖の1.7倍もの強い甘味は、砂糖以上に脳の報酬系に働きかけ、強い依存性を引き起こします。僕が砂糖に対しことさら攻撃的なのは、ブドウ糖よりもはるかに凶悪なこの果糖のせいであるのです。
現在原因不明の難病や難治性疾患と呼ばれるものの多くが、この果糖によってひき起こされていると考えられます。であるからこそ、砂糖を摂るなと訴えるマクロビや玄米菜食で、多くの人が病気から回復することができるのでしょう。しかしこれも、マクロビスイーツや、精製していないキビ砂糖や自然農法の農園からだけで採蜜したハチミツなどであれば大丈夫、みたいな石塚理論からかけ離れた方向に向かっていくうちに、腐っていくのでしょうね。